医療法人誠恵会 のなか内科

野中理事長：1946年、私の祖父は「野中医院」を開業しました。自宅で開業していたこともあり、私も子どもの頃はよく医院に遊びに行ったものです。そんな環境でしたので、医師という職業には自然と憧れを持つようになりました。そして東京医科大学を卒業後、医師としての道を歩み始めた時期に「カメラを使って、がん治療を行いたい」という想いが芽生えます。大学病院の消化器内科に入局した後は、消化器がんの治療の実績が豊富な新潟県長岡立川綜合病院にて、内視鏡技術や救急処置・救命処置の実績を積みました。その後は東京医科大学病院の助教に着任し、医師8年目には秋田県由利組合総合病院での勤務経験を経て、東京医科大学病院内視鏡センター医局長を務めました。

一方、祖父が始めた野中医院は地域の皆さまに支えられ、父の代で野中病院へと名称を改めました。その様子を見ていて、私もこの地域医療のバトンを大切に受け継ぎたいと考え、のなか内科として2015年に移転開院いたしました。一般診療はもちろんのこと、病気の早期発見を重視し、胃や大腸の内視鏡検査を快適に受けられる環境を整えています。お子さんからご高齢の方まで、患者さんとご家族の健康を支えるクリニックを目指し、誠心誠意取り組んでいます。