医療法人あさかぜ薬院内科循環器クリニック

Special Message

外来から訪問診療オンライン診療まで地域を支える柔軟な医療

薬院内科循環器クリニック院長

むらおかそういち村岡聡一

幼い頃の原風景に導かれ、地域医療の道へ

Introduction

私は福岡市の薬院で生まれ、幼い頃からこの地域の方々と関わりながら暮らしてきました。そんな私の憧れだったのが、医師だった叔父です。外来診療だけでなく訪問診療にも出向いており、患者さんやそのご家族の生活を支える姿を見て、「自分もこんなふうに、人の役に立てる大人になりたい」と思いました。

大学病院では循環器内科を専門とし、心不全や不整脈、狭心症などの急性期の治療に携わってきましたが、やはり頭のどこかに幼い頃に見た叔父の姿が焼き付いていたのでしょう。しだいに、退院後の患者さんを地域で支えていきたいという思いが強くなり、当クリニックを開院しました。

外来から在宅・オンラインまで、柔軟に支える医療を

Philosophy

診療で心がけているのは、病気だけを診るのではなく、その方の人生を支えることです。急な体調不良から、持病の管理、療養期のサポートまで、症状や生活環境に応じて柔軟に対応します。病気を完全に治すことが難しい場合でも、症状を和らげたり、生活の質をできるだけ保ったりできるように努めています。1人でも多くの患者さんが住み慣れた地域でその方らしく穏やかに過ごせるよう、長く支える医療を届けたいです。

こうした医療を実現するためには、診療の形も柔軟であるべきだと考えます。だからこそ、通常の外来診療に加えて訪問診療やオンライン診療なども活用し、病状や生活環境に応じた方法を選べる体制を整えました。患者さんやそのご家族が望む形で治療を続けられるよう、これからもよりよい仕組みづくりを進めていきたいと考えています。

Patients

対象の患者さん

生活習慣病と向き合いたい方: 当クリニックでは一人ひとりの体質や日々の習慣、合併症の有無などを踏まえて、無理のない治療や生活の整え方をご提案します。数値だけでなく、その背景にある思いや環境にも目を向けながら、長く続けられる治療を目指しています。

通院が難しく、訪問診療を希望される方: 通院が難しい方には訪問診療を行っています。住み慣れた環境でできるだけ穏やかに過ごしていただけるよう、介護スタッフとも連携しながら、医療を通して自宅での生活を支えます。急な体調の悪化時には臨時対応（予定外の往診）も可能です。

忙しくても定期受診を続けたい方: 症状が安定しており、それまでと同じお薬で治療を継続する場合は、オンライン診療でも対応可能です。通院の負担を減らしながら継続的な健康管理をサポートできるよう、予約から診察、決済までの全てをオンラインシステムで完結できる仕組みを整えています。

Clinic Features

クリニックの特長

各種検査で、全身のリスクを総合的に評価

CT・心電図・エコー検査など、循環器を中心に体のさまざまな部位を評価できる検査に対応しています。検査結果は、可能な限りその日のうちにお伝えできる体制を整えており、早期発見・早期治療につなげることを重視しています。

アプリを活用したスムーズな情報共有

院長が開発に携わった医療情報アプリを活用し、院内スタッフだけでなく、訪問看護や介護スタッフとも情報をリアルタイムで共有しています。これにより、クリニック外のスタッフともスムーズに連携でき、患者さんにとっても安心感のある継続的なサポートが可能になりました。

訪問診療は24時間365日対応

常勤3名・非常勤5名の医師が在籍し（2025年11月時点）、チームで情報を共有しながら訪問診療を行っています。24時間365日対応できる体制を整え、夜間や休日の緊急往診にも備えています。切れ目のない支援を通じて、患者さんが安心して在宅療養を続けられるよう努めています。

Particular Areas

特に専門的な分野

睡眠時無呼吸症候群

いびきや日中の眠気は、睡眠時無呼吸症候群のサインかもしれません。当クリニックでは自宅で行える睡眠検査で重症度を把握し、必要に応じてCPAP（持続陽圧呼吸療法）を導入。睡眠の質の改善を図ります。

糖尿病

糖尿病の状態や年齢、ほかの生活習慣病の有無などを総合的に判断したうえで治療方針を提案します。単に血糖値を下げるだけでなく、病気と上手に付き合いながら、いかに生活の質（QOL）を維持するかを重視します。

高血圧症

治療の意義・長期的な視点での血圧コントロールの重要性を患者さんにお伝えするとともに、日本高血圧学会のガイドラインに沿った適切な治療を行います。脳卒中や心筋梗塞（しんきんこうそく）などの合併症のリスクを回避できるように努めます。

脂質異常症

コレステロールや中性脂肪の数値だけで判断するのではなく、頸動脈（けいどうみゃく）エコーで血管の状態を確認し、動脈硬化の進行度を評価します。年齢や性別なども考慮しながら生活習慣の見直しをアドバイスするとともに、必要に応じて薬物治療を行います。

不整脈

院長は大学病院時代、循環器領域の中でも特に不整脈を専門とし、この分野の治療と研究に携わってきました。その知見に基づき、重症化を防げるよう診療を行っています。重症と判断した場合は速やかに近隣の病院と連携します。

狭心症

狭心症が疑われる場合、心電図やCTで冠動脈の狭窄（きょうさく）・石灰化の状況を迅速に確認します。急変した際は、必要に応じてクリニック内の医師たちが連携して対応します。その後も他病院と連携しながら、再発予防を見据えて継続的にフォローアップします。

心不全

当クリニックでは外来診療に加えて在宅での診療にも対応しており、在宅酸素療法やNPPV療法（マスクを装着して呼吸を補助する治療）などを組み合わせた治療も可能です。医師や看護師などが連携して、患者さんの状態に応じた継続的なサポートを行っています。

喘息

呼気中の一酸化窒素濃度を測定する検査（FeNO）を行い、気道の炎症状態を確認して適切な治療を検討します。長く付き合う病気だからこそ、患者さん一人ひとりの考え方や生活リズムに寄り添い、悪化を防ぐための継続的なサポートを行っています。

Point

クリニック詳細

診療・受付情報

診療時間

	月	火	水	木	金	土	日	祝
09:00-13:00	○	○	○	○	○	○	-	-
14:00-19:00	○	○	○	○	○	-	-	-

休診日：日曜・祝日（ご契約されている方の訪問診療や往診に関しては一部行っております。お気軽にご相談ください。）

アクセス・その他の病院情報

ネット予約	可予約する
公式サイト	https://yakuin-cl.jp/
連絡先	TEL 092-738-0123
住所	〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通2丁目6-12 八千代ビルYA55 2階 GoogleMapで見る
アクセス	西鉄天神大牟田線・地下鉄七隈線薬院駅より徒歩2分

※本記事は 2025年11月時点のものです。

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