私が呼吸器を専門に志したのは、研修医の頃に重い喘息発作で苦しむ患者さんを担当した経験がきっかけでした。呼吸が保てなくなる恐ろしさを目の当たりにし、「呼吸の病気で困る方を支えたい」という思いが明確になりました。その後、呼吸器内科で診療と教育に携わるなかで、症状の背景を丁寧にたどり、根拠に基づいた診断と、継続しやすい治療を行う大切さを実感してきました。
当クリニックでは、日本内科学会認定の総合内科専門医(以下、総合内科専門医)、日本呼吸器学会認定の呼吸器専門医(以下、呼吸器専門医)として、医学的根拠に基づく分かりやすい説明と、納得のいく診療を心がけています。咳や息苦しさはよくある症状ですが、その裏に潜む病気は多岐にわたります。だからこそ、主観の印象だけで判断せず、必要な検査を行い、客観的な情報に基づいて診断を行っています。数値やデータを一緒に確認することで、患者さん自身が状況を把握しやすくなり、治療を続ける際の安心感にもつながると考えています。
新百合ヶ丘で開業したのは、地域に根ざした「やさしいかかりつけ医」として、日々の健康に寄り添いたいという思いからです。治療法の進歩により、呼吸器の病気は、あきらめずに向き合うことで以前よりも症状をコントロールしやすくなってきました。これからも親身になって寄り添い、患者さんが日常を少しでも快適に過ごせるよう努めてまいります。咳が続くときや息苦しさが気になるときは、お気軽にご相談ください。
「隠れた喘息」まで見逃さないための診断体制
呼吸機能を測定するスパイロメーターに加え、気管支内側の空気の通り具合を評価できる呼吸抵抗測定器や、気道のアレルギー性炎症を調べる呼気NO測定装置などを導入。複数の検査を組み合わせることで診断精度を高めるよう努めています。はっきりした自覚症状が出る前の「隠れた喘息」を含めて状態を把握し、一人ひとりに合った治療方針につなげています。
不安を残さないための丁寧な薬剤指導
院長は、吸入薬は「正しく使えることが大切」という考えのもと、手順を一緒に確認する時間を丁寧に取っています。診察では実物を見ながら動作を確かめ、初めての方でも落ち着いて習得しやすいようにしています。気になる点をその場で確認できるよう寄り添いながら、無理なく続けられる指導を心がけています。
専門医としての知見を日々の診療に生かす
院長は、大学病院で呼吸器内科の教育・診療に携わってきた、総合内科専門医・呼吸器専門医です。現在も非常勤講師として学生教育に関わり、得られた知見を地域医療に還元しています(2025年11月時点)。専門性と安心感の両方を備えた呼吸器疾患の“やさしいかかりつけ医”として、継続的に患者さんを支えています。
喘息は、気道に炎症が起こり狭くなることで咳や息苦しさを繰り返す病気です。本人が自覚していない「隠れた喘息」の方もいます。診断には呼吸機能検査や呼気NO測定が役立ち、主観に頼らず客観的なデータで状態を把握する姿勢を大切にしています。症状だけでは判断がつきにくいこともあるため、必要な検査を組み合わせて総合的に評価しています。
咳喘息は、典型的な喘息のような明らかな気道閉塞がみられず、「咳だけが続く」という状態が特徴です。風邪の後に咳が長引く、夜間に咳込むといった訴えで受診される方もいます。診断の手掛かりとなるのは、咳の経過や生活環境、発作のタイミングなど。必要な検査を組み合わせ、喘息との違いを丁寧に見極めています。
COPDは主に喫煙によって気道が狭くなり、息切れや咳が続く病気です。「最近階段がつらい」「風邪が治りにくい」といった日常の変化が受診のきっかけになることもあります。状態把握には呼吸機能検査が重要で、症状の進行具合を確認しながら長期的な管理につなげています。
マイコプラズマ肺炎にかかると、発熱や頭痛、咳などが出て、風邪や喘息との区別が難しい場合があります。聴診では大きな異常がみつからないこともあるため、咳の続き方や家族内感染の有無などから総合的に判断します。また、一般的な肺炎球菌に効くはずの抗生物質が効きにくいという特徴があるため、症状の経過を慎重に確認しながら治療方針を考えています。
睡眠中に呼吸が止まることで、日中の眠気や集中力低下を引き起こし、血圧や心血管にも影響する病気です。強いいびき、起床時の頭重感、睡眠中に目が覚めるといった症状が相談のきっかけになります。診断には簡易検査や精密検査を用い、睡眠中の状態を客観的に確認。総合内科専門医として、生活習慣病の管理も含めた継続的なフォローに取り組んでいます。
鼻炎や副鼻腔炎は、気管支と深く関連しており、喘息症状を悪化させることがあります。鼻づまりや嗅覚の変化などを幅広く確認し、花粉症以外の要因も含めて評価します。鼻の調子が悪いと口呼吸になりやすく、感染症のリスクが高まることもあるため、鼻の不調を軽視せず丁寧に診ていくことを大切にしています。
百日咳は、強い咳込みが特徴ですが、大人では典型的な症状が目立たず、長引く咳として経過する場合があります。夜間に咳が悪化する、発作的に咳が続くといった特徴を確認しながら、必要に応じて検査を検討します。
片頭痛(へんずつう)は、ズキズキした痛みのほか、光や音に敏感になるなどの症状を伴います。診療では痛みの出方や生活リズムを丁寧に確認し、必要に応じてトリプタン系の片頭痛治療薬や、片頭痛に効く複数の漢方薬を処方します。一般的な鎮痛薬は喘息を悪化させる可能性があるため注意が必要です。薬は「痛みが強くなる前に使う」ことが大切で、服用のタイミングも含めて分かりやすく説明しています。
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※本記事は 2026年2月 時点のものです。