2002年に千葉・茂原に開院して以来、「なんだか見えづらいな」と感じたときに気軽に立ち寄って相談できる場所を作りたいと思ってきました。目指しているのは、大学病院などに行かずとも地域で完結する、専門的な医療を提供することです。
病院と聞くと緊張してしまう方も多いと思うので、クリニック内はできるだけリラックスできる空間にしたいと考えました。院内にはできるだけ癒しになるような観葉植物を置き、自然を感じられる雰囲気の中で落ち着いて過ごしてもらえるよう工夫しています。
代々この地で医療に携わってきたのもあり、「目のことは今井眼科に行けば安心」と思ってもらえるように、これからも地域の皆さんの「見える」をしっかり支えていきたいと思っています。
緑が多くリラックスできる空間
病院らしい堅苦しさをできるだけなくして、落ち着いて過ごせる場所にしたいと思っています。院内には観葉植物を置いたり、木のぬくもりが感じられる内装ややわらかい照明を取り入れたりして、初めての方でもリラックスして過ごしていただけるようにしています。
大学病院レベルの診断を地域で
大学病院でも使用されている精密な検査機器を備えており、ごく初期の小さな変化も見逃さないようにしています。診断から治療まで一貫対応することで、患者さんが大学病院レベルの高度な診療を身近に受けられるようにしています。
担当医による丁寧なコミュニケーション
手術前には口頭での説明だけでなく、図や画像を使った資料で分かりやすい説明を心がけています。患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、担当医による丁寧なコミュニケーションを大切にしています。
日帰り手術で、難しい症例にも対応します。眼内レンズも単焦点、多焦点、乱視対応と多種類をご用意しており、患者さんの生活スタイルに合った見え方を選べます。
抗VEGF薬を硝子体内に注射する治療を中心に行っています。定期的な通院が必要なため、患者さんが無理なく治療を続けられるように寄り添う診療を大切にしています。
病気の兆候を早期に見つけるための精密検査を実施。初期段階の注射から、進行した場合のレーザー治療や手術まで、病状に応じた多様な治療法に対応しています。
「低濃度アトロピン点眼*1)」や、夜間に特殊なコンタクトレンズを装用する「オルソケラトロジー*2)」といった治療を行っています。一時的な視力矯正ではなく、将来、近視が原因で起こり得るさまざまな目の病気を予防することを目的としています。
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*1) 低濃度アトロピン点眼について
▪️治療内容について
低濃度アトロピン点眼液を用いた、近視の進行を抑制するための治療です。
▪️起こり得る副作用
低濃度アトロピン点眼液は、アトロピンを低濃度で配合した点眼液です。アトロピンには瞳孔を開く作用があるため、眩しさを感じる、近くのものにピントが合いにくいなどが生じる可能性があります。
▪️治療に要する期間
1日1回、就寝前に両目に1滴ずつ点眼します。最低でも2年以上継続していただく治療です。処方後1か月後に診察、その後は3か月ごとの定期検査を受けていただきます。
▪️治療にかかる費用
点眼治療スタート時: 16,200円(内訳:低濃度アトロピン0.025%1本3,800円、1か月後の検査費用および点眼処方にかかる費用12,400円)
3か月後以降にかかる費用:12,400円(検査費用および点眼処方を含む)
※低濃度アトロピン点眼液はシンガポール国立眼科センターの研究に基づき開発された薬で国内未承認薬です。医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。同一の成分や性能を有する国内承認医薬品に日点アトロピン点眼液1%があります。
2012年にシンガポールのDonald TanらによるATOM2 study(The Atropine in the Treatment of Myopia Study 2)の結果においては、1%アトロピン点眼を100倍に薄めた低濃度(0.01%)点眼で、屈折値で約60%の近視進行抑制効果を維持しながらも、同時に副作用の問題がほぼ解消されることが報告されました。しかしながら、低濃度(0.01%)アトロピン点眼では、近視進行の本態である眼軸長の伸展抑制効果に関しては、屈折値ほど十分な抑制効果が確認できておらず、また低濃度点眼の中での適正な濃度も分かっていません。
当クリニックで使用する低濃度アトロピン点眼液はEye-Lensから当クリニック個人輸入しております。個人輸入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html
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*2) オルソケラトロジーについて
▪️治療内容について
角膜矯正用コンタクトレンズを装用することで、眼軸長の進展による近視の進行の抑制を図る治療です。
▪️起こり得る副作用
オルソケラトロジーは通常のハードコンタクトレンズと同様にレンズやレンズケースを清潔に保つことが重要です。これらのレンズケアを怠ると角膜感染症などを起こすリスクがあります。
▪️治療に要する期間
治療開始から1週間後と1か月後の定期検査の後、以降は3か月ごとに定期検査を実施します。
▪️治療にかかる費用
1週間程度の装用体験:両目11,000円、片目7,700円(適応検査費用、初回のケア用品一式<ケース、洗浄液、洗浄ジェル>を含む)。
装用体験終了以降:両目の場合は月額8,800円、片目の場合は月額5,500円(レンズ使用料と定期検査費用を含む)。レンズの度数やカーブを変更した場合には装用体験が再度必要となります。
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これらの治療は自由診療であり、公的に有効性・安全性が認められているものではありません。
| 公式サイト | https://imai-ganka.com/ |
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| 連絡先 |
TEL 0475-22-3434 |
住所 |
〒297-0029 千葉県茂原市高師810
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| アクセス | JR外房線 茂原 南口 徒歩5分 |
※本記事は 2025年6月 時点のものです。