大学病院に勤務していた頃は、治療や手術に携わりながら「もっと早く相談してくれていたら」と感じるケースが少なからずありました。家庭と仕事の両立などで忙しい日々を送る女性の皆さんにとって、生理痛やPMS(月経前症候群)、更年期障害といった不調は仕方のないことだと放置してしまったり、「こんなことで受診していいのかな」と悩まれたりすることもあるかもしれません。しかし、不調の多くは正しい知識と適切な医療によって軽減や改善が可能です。
特に、現代はSNSを中心としてインターネット上にあいまいな情報や、都市伝説めいた噂話が溢れています。そういった不正確な情報に惑わされず、まずは医師の判断を仰いでほしい――そんな願いが、日々の診療の根底にあります。
たとえば、ピルについては「副作用が怖い」「将来、妊娠できなくなるのでは」といった誤解がいまだに根強く残っているという話も耳にします。そういった話を聞くと誰しも不安に思うものですが、きちんと医学的根拠に基づいてリスクの可能性やメリットについても説明しますので、どうぞ安心して、ささいな悩みもご相談いただければと思います。
女性のライフサイクルに寄り添う診療
女性の体は思春期・妊娠・出産・更年期・老年期と、一生を通じて大きく変化します。当クリニックは「女性のために総合的な医療を提供するクリニック」として、生理や避妊の相談から不妊治療、更年期のケアまで、各ライフステージに応じた総合的な診療を提供し、女性がいつまでも健やかに生きるためのサポートを行っています。安心してご相談いただければと思います。
医学的根拠を分かりやすく説明
悲しいことですが、SNSやインターネット上の不正確な情報を鵜呑みにしてしまい、不安な気持ちでご来院される患者さんが増えています。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医である院長は、医学的根拠に基づいた正しい情報を分かりやすくお伝えし、患者さんの不安を取り除くことを最も大切にしています。その上で、一人ひとりのライフサイクルに見合った治療方針を固めています。
性感染症の検査・診断や治療も充実
クラミジア感染症や淋病・梅毒・性器ヘルペス・尖圭(せんけい)コンジローマなど、さまざまな性感染症(STD)の検査および診断・治療に対応しています。これらは自覚症状がないまま進行することも多く、放置しているとさまざまな病気のリスクにつながるため、早めの受診が大切です。また、おりものの変化が気になるといったささいな症状であっても、まずはお気軽にご相談ください。
「毎月のことだから」と諦めてしまいがちな生理の痛みも、医師のサポートのあるなしで大きく変わります。鎮痛薬の適切な服用や生活習慣の改善など、多角的な視点から症状のコントロールや緩和を図ります。
子宮筋腫には「漿膜下(しょうまくか)筋腫」「粘膜下筋腫」「筋層内(きんそうない)筋腫」のなどがあり、それぞれ症状や治療方針が異なります。見つけたからといってすぐに手術するのではなく、経過観察だけで十分なケースもありますので、まずはご相談ください。
女性特有のホルモンバランスの変化により、心身にさまざまな不調を引き起こすのが月経前症候群です。ダイエットや食生活の乱れが影響することもあるため、栄養指導やストレスとの付き合い方などのアドバイスも行いながら、一人ひとりに合った治療を提供します。
更年期障害は女性ホルモンの急激な変化によってもたらされ、ほてり・のぼせ・むくみ・イライラなどといった多様な症状が現れます。これらの不調は「気のせい」ではなく、適切な治療によって改善が見込めます。つらさを我慢せずに、まずはご相談ください。
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※本記事は 2025年5月 時点のものです。