青木産婦人科医院は1941年に開院して以来、世田谷・赤堤の地で地域の方々と共に歩んできました。2019年には建築家の友人の協力を得て、良い意味で“病院らしさ”にとらわれない、あたたかみを大切にした空間へと施設をリニューアルすると同時に、3代目院長として歩みを引き継ぎました。翌2020年には、開院80周年を迎えることができました。受付の上の吹き抜けには、初代院長が寄贈した2枚の屏風絵が掲げられています。母子が優しく見つめ合い、1本の毛糸で結ばれる姿は、当クリニックを象徴する絆のシンボルです。
この屏風絵に見守られながら、私たちは赤ちゃんの元気な泣き声やご家族の笑顔であふれる「育みの場」であり続けたいと願っています。
「私もここで生まれました」と来院される方やそのお子さんにお会いするたびに、地域にとって身近な存在でありたいという思いを新たにしています。街の樹木のように、皆さんの成長を見守り、いつでも安心して戻って来られる存在であること――それが私たちの願いです。
私は2001年に医師となって以来、産科・周産期医療を中心に、婦人科診療にも取り組みながら研鑽を積んできました。臨床の現場で実感するのは、女性には本来「産む力」が備わっているということです。その力に気付き、出産の瞬間を迎える妊婦さんの姿を数多く見守ってきました。
分娩は1つ1つ異なり、どれもかけがえのない経験です。妊婦さんやご家族の笑顔、赤ちゃんの元気な産声のために、スタッフ一同、全力でサポートします。さらに、出産は新しい子育ての始まりでもあります。私たちは育児の不安や日々の悩みにも寄り添いながらご家族を支え、婦人科診療においても女性の生涯に寄り添える存在を目指しています。妊娠・出産に限らず、女性の健康と暮らしを幅広く支えるクリニックであり続けたいと考えています。
3代続く、地域密着の産婦人科
当クリニックは80年以上、世田谷区・赤堤で診療を続けています。親子3世代にわたって産婦人科を専門領域としていますので、これからも地域で一番初めに想起していただける存在になれるよう努めてまいります。
専門医資格を複数もつ院長による診療
院長は医学博士であり、日本産科婦人科学会認定の産婦人科専門医、日本周産期・新生児医学会認定の母体・胎児専門医といった専門医資格を複数所有しています。大学病院で培った専門性を、地域で提供できることを強みとしています。
初めての方でも安心できるコミュニケーション
診療では、言葉選びに細心の注意を払い、妊婦さんのお気持ちを必要以上に揺らがせないよう努めています。母子が本来持つ力を信じ、その力を見守りながら、安心して妊娠生活を送っていただけるように応援します。
妊婦健診*では、母子の健康を守りつつ、過剰に不安を与えないよう配慮しています。安心して妊娠生活を送り、前向きに出産を迎えられるようサポートします。
切迫早産の可能性があるというだけで、不用意に安静にするよう指示を出すなどの不必要な医療介入はしません。もちろん、本当に必要な場合には的確に対応しますが、できるだけ出産へとつなげられるよう努めます。
生理痛がひどいというだけではなく、頭痛や倦怠感(けんたいかん)などを含むのが月経困難症です。薬物療法を少しずつ取り入れながら、その方に合った治療法を提案しています。
生理前の不調や精神的な揺らぎと向き合うため、薬物療法や、ストレスとの関わり方など、普段の過ごし方についてもアドバイスすることで対応します。
生理痛が何日も治まらず、日常生活に支障をきたすほどの痛みがある方へは、必要に応じて外部の医療機関と連携してMRIなどを用いた診断を行います。
ホットフラッシュや精神的な不安定さなど多様な症状に対し、ホルモン補充療法や漢方などを組み合わせて、一人ひとりに合わせた治療を行います。
| ネット予約 | 可 予約する |
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| 公式サイト | https://aoki-sanfujinka.jp/ |
| 連絡先 |
TEL 03-3327-0702 |
住所 |
〒156-0044 東京都世田谷区赤堤5丁目30-15
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| アクセス | 京王線 下高井戸駅 から 徒歩3分 |
※本記事は 2025年11月 時点のものです。