私と看護師の妻は不妊症患者であり不育症患者です。流産も経験し一時は妊娠を諦めかけていましたが、5回目の顕微授精(顕微鏡で観察しながら精子を卵子の中に注入し受精をさせる技術)でようやく新たな生命を授かることができました。大学卒業後、私は生殖医学に関する臨床および研究に携わっていたのですが、不妊治療が上手くいかなかったときのつらさや悔しさ、絶望感を自分も体験することとなったのです。この経験を今後に生かし世の中の患者さんに貢献していくことが自身の務めであると考えたのが開院のきっかけです。2009年に埼玉県富士見市の恵愛病院に併設する形で生殖医療外来を立ち上げ、2011年に生殖医療センターを開設しました。恵愛生殖医療クリニック志木の運営を経て2018年には、埼玉県和光市に移転し「恵愛生殖医療医院」として新規開業いたしました。
私たち夫婦は、体外受精を含む不妊治療・不育治療を多く経験しました。幸いにも子どもを授かることができ実感しているのは「子どもを授かると人生が変わる」ということです。自らの経験を踏まえ、医師として子どもが欲しいと願う多くの患者さんと接するなかで、皆さんに何としても子どもを授かってほしいと強く思うようになりました。この経験は当院の診療理念へとつながっています。これまでの経験とよりよい医療技術、そしてやさしさをこめた不妊治療・不育治療施設をつくりたい、というのが当院のスタート時に込めた思いです。私たち夫婦は現在も不妊・不育治療を続けているということもあり、患者さんと同じ目線に立ち、皆さんが新しい生命を授かるお手伝いをしたいと考えています。
患者さんに寄り添った不妊治療・不育治療
当院は不妊治療・不育治療を患者として経験した医師が開設したクリニックです。院長自らが体外受精治療で成功しなかったときのつらさはもちろん、誰にもぶつけられない怒り、落胆、世間からの目を気にする気持ちを経験しています。看護師をはじめ、不妊治療について経験・知識を持つスタッフも在籍しており、患者さん目線のやさしい不妊治療・不育治療のご提供を心がけています。
不妊治療・不育治療を専門とする医師による不妊治療・不育治療
院長は東京慈恵会医科大学を卒業後、同大学病院にて生殖医学に関する臨床および研究に従事していました。日本産科婦人科学会認定の産婦人科専門医、臨床遺伝専門医制度委員会認定の臨床遺伝専門医、日本周産期・新生児医学会認定の母体・胎児専門医という3つの専門医資格を持ち、体外受精や不育治療の提供に尽力しています。
院内に培養室を開設
当院では、胚の質を見極める設備や、胚凍結機といった各種設備を導入した胚の培養室を院内に備えております。培養に携わるスタッフは常に技術の向上にも取り組んでいるほか、精子・精液分析装置、Piezoシステムを用いた顕微授精装置などを導入し、患者さんが安心して不妊治療を受けられる環境づくりに努めています。
公式サイト | http://www.tenderlovingcare.jp/ |
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連絡先 |
TEL 048-485-1185 |
住所 |
〒351-0114 埼玉県和光市本町3-13 タウンコートエクセル3F
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