勤務医時代によく聞いた、「手術は怖いのでできるなら避けたい」という患者さんの声に応えるため開院を決めました。当時、再生医療の話題をよく耳にするようになり、可能性を感じたのも理由の1つです。2017年に開院したクリニックはコロナ禍の影響で一度閉院しましたが、技術を追求でき、自分なりに満足していました。そんなとき、ベトナムに大学病院を建設するプロジェクトを進めている知り合いの医師から、「ベトナム人は日本式の幹細胞治療に興味があるようだ」と聞いたことを機に、2024年4月、東京・八丁堀に場所を移して再び開業しました。ゆくゆくは国際進出も視野に入れ、困っている患者さんの助けになりたいと思っています。
既存の考えにこだわらず、一人ひとりに適した治療を提供することを理念としています。膝の痛みは、それ自体が生死に直結するわけではありません。しかし、痛みのせいでやりたいことを我慢したり、行動が制限されたりすることで、QOL(生活の質)の低下につながってしまいます。当院は自由診療のみ行っているクリニック(診察については後述)ですので、高い費用を負担してでも結果を求める患者さんがいらっしゃいます。だから、できることとできないことを包み隠さずお伝えすることで、痛みやつらさを一緒に解決することを目指します。カウンセリング(自由診療・税込3,000円)では、画像データを見ながら現在の症状を確認し、適切な治療法を選択しています。
再生医療専門のクリニック
幹細胞治療(自由診療)は初回カウンセリング後、組織採取と採血、関節内への細胞注入と計3回の処置・診察が必要です。カウンセリングから細胞注入までは1~2か月、その後1、3、6か月後に再診します。個人差がありますが、合計の治療期間は3~8か月程度です。平均的な費用は1部位150万円(検査費用を除く)。幹細胞投与時、塞栓症やアレルギー反応、感染症などのリスクがわずかにあります。
アフターケアも充実
細胞注入後、あまり体重をかけず、かつ筋力を落とさないためのリハビリテーションについてアドバイスします。幹細胞治療はゆっくりと効果の現れる治療なので、経過観察のため、治療から1、3、6か月後に画像評価を含めて再診します。不安なことや困ったことがあればお気軽にご相談ください。
人工関節・関節鏡手術治療
残念ながら、再生医療で思うような効果が見込めない患者さんもいらっしゃいます。手術は痛みをとる根本的かつ最後の手段だと考えています。さまざまな選択肢から手術を選択された患者さんに対しても、最後まで責任をもって治療にあたります。手術は医療法人石井会 石井病院、古河総合病院、東京蒲田病院といった提携病院にて、院長が執刀します。
幹細胞治療(自由診療、詳細は前述)など手術以外の選択肢を提供します。
幹細胞治療(自由診療、詳細は前述)で関節の痛みや腫れを治療します。
幹細胞治療(自由診療、詳細は前述)で急性期・慢性期、損傷の程度を問わずに治療を行います。
幹細胞治療(自由診療、詳細は前述)で原因となる炎症を抑えます。
当院は国に再生医療等提供計画を届出済みであり、幹細胞による再生医療を提供することが可能な医療機関です。院長は日本整形外科学会認定の整形外科専門医、日本再生医療学会認定の再生医療認定医の資格を持っています。1996年に慶應義塾大学医学部を卒業後、同大医学部整形外科に入局し、慶應義塾大学関連病院の整形外科で勤務。2004年にスタンフォード大学工学部に留学し、客員研究員として膝関節の動作解析および軟骨のMRI測定について研究しました。
カウンセリングルーム
処置室
リハビリルーム
| ネット予約 | 可 予約する |
|---|---|
| 公式サイト | https://riso-clinic.com/ |
| 連絡先 |
TEL 03-6275-2380 |
住所 |
〒100-0011 東京都中央区八丁堀4-6-5 キスワイヤ八丁堀ビル3階
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| アクセス |
八丁堀駅 から 徒歩3分 京橋駅 から 徒歩9分 茅場町駅 から 徒歩10分 新富町駅 から 徒歩8分 宝町駅 から 徒歩5分 |
※本記事は 2024年12月 時点のものです。