私は20年以上にわたり、整形外科医として手術で関節の痛みと向き合ってきました。
患者さんに対して痛みを取り除くための手術を行ってきた一方で、「長い入院はできない」「周囲に負担をかけたくない」といった事情から、どうしても手術に踏み切れない方も少なくありませんでした。
手術のほかに、こうした方の力になれる方法はないだろうか。そう模索するなかで出会ったのが、「関節の再生医療」です。
これまで自分が積み重ねてきた思いや知識、経験の全てを注ごうと決意し、リソークリニックを開院しました。膝を中心とした関節の痛みに、幅広い選択肢を届けたいと考えています。
既存の考えにこだわらず、一人ひとりに適した治療を提供することを理念としています。膝の痛みは、それ自体が生死に直結するわけではありません。しかし、痛みのせいでやりたいことを我慢したり、行動が制限されたりすることで、QOL(生活の質)の低下につながってしまいます。そのため、患者さん一人ひとりの状態を丁寧に評価し、治療によって期待できること、できないことを包み隠さずお伝えしながら、痛みやつらさを一緒に解決することを目指します。事前カウンセリング*1) では画像データを見ながら現在の症状を確認し、適切な治療法を選択しています。
滑膜幹細胞を用いた、膝に特化した再生医療
当クリニックでは、膝の「滑膜(かつまく)」から採取した幹細胞を用いる幹細胞治療を行っています。滑膜とは、関節を包む膜の内側にある組織で、関節の動きをなめらかにする役割を担っています。膝専門の整形外科医である院長が、滑膜幹細胞の質や量、同時に投与する成分、投与の方法にいたるまでこだわり抜いた治療を行います。
アフターケアも充実
細胞注入後、あまり体重をかけず、かつ筋力を落とさないためのリハビリテーションについてアドバイスします。滑膜幹細胞治療は経過観察が必要になるため、治療から1、3、6か月後に画像評価を含めて再診します。不安なことや困ったことがあればお気軽にご相談ください。
院長による手術も相談可能(提携病院あり)
さまざまな選択肢の中から手術を選択された患者さんに対しても、最後まで責任をもって治療にあたります。手術は痛みをとる根本的かつ最後の手段だと考えています。都内であれば医療法人社団青泉会 下北沢病院、他にも群馬県にある医療法人石井会 石井病院と提携しており、院長による執刀を相談可能です。
傷んだ組織を、患者さん自身の細胞の力を借りて修復しようとするのが再生医療です。当クリニックでは膝の滑膜から採取した幹細胞を培養し、関節内へ投与する幹細胞治療を中心に行っています。全ての方に適した治療とは限らないため、症状や画像を確認したうえで、適応を慎重に判断しています。
加齢や負荷の蓄積により膝の軟骨がすり減り、痛みや可動域制限を引き起こす病気です。湿布や鎮痛薬などの保存療法で改善が乏しい一方、人工関節手術には踏み切れないという方も少なくありません。損傷した軟骨や関節内環境の改善を目指す治療法が適応となるかどうか、症状や画像所見を丁寧に評価したうえで慎重に判断します。
股関節(こかんせつ)や足関節、肩関節など、膝以外の関節でも軟骨の摩耗による痛みや機能障害が生じることがあります。当クリニックでは、関節の状態に応じて幹細胞を用いた治療*2)を選択肢の1つとして提案しています。採取したご本人の滑膜由来の幹細胞を培養し、関節内に投与することで、炎症の抑制や組織修復の促進を図ります。全ての症例に適応できるわけではないため、既存治療との比較や手術の必要性も含めて総合的に判断し、患者さんにとって納得のいく選択ができるようサポートします。
加齢や外傷、自己免疫反応などさまざまな原因により、膝関節に炎症が生じ、腫れや痛み、可動域制限を引き起こします。当クリニックでは、幹細胞が分泌するサイトカインや成長因子によって抗炎症作用や組織修復作用を促す治療など、慢性的な炎症でお悩みの方に対し、保存療法と手術の間に位置する治療選択肢として提案しています。
スポーツ外傷や加齢に伴い、膝関節内の半月板が損傷すると、痛みや引っかかり感、膝が不安定になる感覚(膝崩れ)などの症状が現れます。軽度の場合は保存療法が選択されますが、症状が持続するケースでは治療方針に悩まれる方も少なくありません。当クリニックでは、半月板や軟骨の修復を目指して、滑膜由来の幹細胞を用いた治療*2)を行います。
スポーツ中の急激な方向転換や接触、転倒などをきっかけに、前十字靱帯(ぜんじゅうじじんたい)や内側側副靱帯など膝の靱帯が損傷すると、痛みや腫れ、膝崩れなどの症状がみられます。治療は保存療法が選択されることもありますが、損傷の程度や活動レベルによっては手術を検討する場合もあります。当クリニックでは、画像検査や診察所見をもとに状態を評価し、患者さんの生活背景や希望を踏まえたうえで治療方針をご提案しています。
当クリニックは、ヒト幹細胞を用いた再生医療を提供する医療機関として、厚生労働省に第二種再生医療等提供計画を届け出ています(計画番号:PB3240067)。
その中核となるのが、院内に併設しているCPC(細胞培養加工施設)です。再生医療では、採取した細胞を培養して数を増やす工程が欠かせません。
当クリニックのCPCは最大4億個という培養技術を有し、細胞の採取から培養・加工、投与までを院内で一貫して行える体制を整えています。
採取した細胞を外部に委ねることなく、質を見極めながら一貫して扱えることは、滑膜幹細胞にこだわる当クリニックの治療を支える基盤です。
カウンセリングルーム
処置室
リハビリルーム
*1)事前カウンセリング
【内容】
MRI画像を持参いただき、症状や悩みをお伺いしたうえで、現在の状態を詳しく評価します。
【所要時間】
1時間
【費用】
税込5,500円
※自由診療です。
※MRI画像をお持ちでない方には、他院にてMRI画像を撮影のうえ持参いただくことになります。
*2) 滑膜幹細胞を用いた幹細胞治療
【治療内容】
膝、肩、足、股関節の変形性関節症や膝の半月板損傷に対して、滑膜(関節を包む膜の内側にある組織)から採取した幹細胞を培養し、関節内へ注射投与することで、損傷した軟骨や関節内環境の改善を目指す再生医療です。同時に投与する成分や投与方法にも配慮して行います。
※自由診療です。公的に有効性・安全性が認められているものではありません。詳細は医師にご相談ください。
【副作用・リスク】
細胞を投与する際、アレルギー反応、感染症などが起こる可能性があります。また、組織を採取した部位に痛み・腫れ・内出血が生じることがあります。
【治療期間・通院回数】
治療期間はおよそ6か月間が目安ですが、患者さんの状態によって異なります。また、治療の流れは以下となります(通院回数:6回程度)。
1. カウンセリング(「*1)事前カウンセリング」をご参照ください)
2. 組織採取
3. 細胞投与
4. 投与後の診察(1か月後・3か月後・6か月後)
【費用】
滑膜幹細胞治療1部位につき、税込約74万円(診察・採取・加工・投与・経過観察代を含みます)。
※患者さんの症状や治療目的に応じて、最大4億個までの幹細胞投与に対応可能です。
※上記金額は標準的な治療費用の目安です。治療内容、投与する細胞数、患者さんの状態などにより費用は異なります。詳細は医師にご相談ください。
| ネット予約 | 可 予約する |
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| 公式サイト | https://riso-clinic.com/ |
| 連絡先 |
TEL 03-6275-2380 |
住所 |
〒100-0011 東京都中央区八丁堀4-6-5 キスワイヤ八丁堀ビル3階
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※本記事は 2026年9月 時点のものです。