当院は、2023年10月に先代の院長からの医療承継という形でスタートしました。
南千住駅から徒歩5分という場所にあり、ファミリー層や、長年この地域に住まうシルバー層が多い落ち着いた地域です。このような地域で、高齢な先代の院長が医療サービスの提供を続けることが難しくなり、廃業となってしまうと、元々当院を頼りに通院されていた患者さんが行き場を失ってしまいます。そういった患者さんが医療難民になってしまわないように、地域医療を守りたいという思いから承継という形で開院しました。
また、元々のクリニックを承継させていただくことにより、設備の初期投資が最小限に抑えられ、その分、患者さんへの医療サービスにコストやパワーを注ぐことができているのも、当院ならではの大きな利点だと感じています。
後述のような慢性疾患について専門的に取り組んでいた経験を生かして、より直接的に、患者さんに身近な地域のクリニックで、予防医療や早期発見・早期治療を実現し、多くの患者さんの健康に貢献したいという理念から日々診療をしています。
また、当院は一般内科はもちろん、糖尿病や高血圧といった慢性疾患から小児科まで幅広く扱っています。年齢層が幅広いことが特徴ですが、どの患者さんに対してもコミュニケーションを大切にしています。ただ薬を処方することは簡単ですが、「この薬を使うとこういった効果があり、こんなメリットがあるよ」などしっかり伝えられるように気を付けています。
大人でも子どもでも、納得してもらったうえで治療を行うことが大切であると考えていますので、丁寧にきちんと説明をすることを特に心がけています。
オンライン診療
特に慢性疾患の方は継続的な通院が必要となりますが、やはり仕事をしながらだと定期的な通院は難しいという相談を受けたこともありました。通院内容によっては薬の処方だけで済む場合もあるため、診療内容に応じて、治療のハードルを少しでも解消することができればという思いから、オンライン診療を行っています。 また、ファミリー層では、たとえば子どもがかぜを引いていて家から出られないお母さんなどが、積極的にオンライン診療を利用されています。ライフスタイルに合った通院ができるよう、サポートしていきたいと考えています。
検査結果のスピード
糖尿病の検査において、HbA1c(【ヘモグロビン・エーワンシー】値とは、赤血球中のヘモグロビンという色素のうちどれくらいの割合が糖と結合しているかを示す検査値のことをいう。)を測定しますが、当院の検査機器では微量の血液を用いた短時間での測定が可能となっています。一般的なクリニックでは、検査結果が判明するのは翌日以降となることも多く、患者さんの通院の負担にもなってしまうので、迅速性は当院の強みの1つです。 また、検査結果の数値を踏まえて今後の治療方針をすぐに検討・開始できる点も、患者さんの安心感につながると考えています。
血管年齢測定
当院では、血管の硬さや詰まり具合などを測定して動脈硬化の度合いを検査できる血圧脈波検査装置なども備えています。動脈硬化などは放っておくと命に関わることもある病気のため、早期発見・治療につなげていくことが大切です。
近年では、糖尿病に対してはさまざまな飲み薬や注射が開発されているので、症状や年齢に応じて適切な薬の処方、治療を進めていきます。
日本は男女ともに高血圧の通院患者さんが多く、国民病といわれています。当院医師は東京女子医科大学病院で高血圧治療の診療経験を積んでおり、患者さんに寄り添った症状改善・治療をご提案します。
放っておくと脳卒中や心筋梗塞(しんきんこうそく)などの重篤な合併症にもつながりかねない病気です。早めに受診いただければ、食事改善や運動などのアドバイスを行い、生活習慣を見直すことで改善を目指します。それでも数値に変化がみられない場合には、生活習慣の改善と並行して薬物療法を行います。
移動式遠心方式臨床化学分析装置
血圧脈波検査装置
ネット予約 | 可 予約する |
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公式サイト | https://www.kusaka-shinryojo.com/ |
連絡先 |
TEL 03-3803-5831 |
住所 |
〒116-0003 東京都荒川区南千住5丁目21-7 1F
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アクセス | JR常磐線(上野~取手) 南千住 西口 徒歩5分 |