幼い頃に仲のよかった友人を病気で亡くした私は、周りの大事な人を助けたいと考えるようになり、やがて医師の道を志しました。そして実際に医師になり初期研修が始まると、消化器系のがんで亡くなる方がとても多いことを知りました。そこで、より多くの患者さんの命を救うためには、消化器がんで亡くなる方を減らすのが一番の近道と考え、消化器内科を専門にすることにしました。その後、東京大学医学部附属病院消化器内科に入局して内視鏡検査や消化器系疾患の治療に携わってきましたが、大学病院では患者さんの症状が進行しているケースも多く、早期発見・早期治療の必要性を強く感じるようになりました。そのため、より患者さんとの距離が近い地域医療の現場でもっとできることがあるのでは、とクリニックの開業を決意しました。
当クリニックが掲げているミッションは、「曳舟から胃がん・大腸がんて亡くなる人をゼロに」です。
がんによる死亡数を部位別に見ると、女性で最も多く、男性でも肺がんに次いで多いのが大腸がんです(2023年)。胃がんで死亡した方の数も合わせると、実に年間約9万人の方が胃・大腸がんで命を落としています。しかし、その大部分は定期的な内視鏡検査で救えたはずの命だと考えています。
ただ、早期発見のために定期的に内視鏡検査を受けてもらうには、胃カメラや大腸カメラに対する「つらい」「怖い」というイメージを払拭し、検査のハードルを下げる必要があります。そのため当クリニックでは「つらくないのは当たり前」という状態を目指し、麻酔(鎮静薬)を使用した検査、胃カメラと大腸カメラの同日検査、土日の検査、女性専用大腸カメラ施設「アネックス」設置、日帰り大腸ポリープ切除、LINEでの検査予約&結果説明など、内視鏡検査をより身近なものとするさまざまな工夫をしています。
「つらくないのは当たり前」を目指して
胃カメラおよび大腸カメラ検査のいずれも、鎮静薬を使用してウトウトと眠っているような状態のうちに検査が終わりますので、苦痛は軽減されます。また、検査後はリカバリールームにて、ゆっくり休むことができます。
患者さんファーストの内視鏡検査
胃+大腸カメラの同日検査、日帰り大腸ポリープ切除、土日の内視鏡検査、女性専用大腸カメラ施設「アネックス」の設置など、患者さんのニーズに応えた内視鏡検査を提供しています。また、LINEでの検査直接予約&結果確認も可能であり、事前診察をご希望されない場合は検査時の一度のみの来院で大丈夫です。
東大病院とのシームレスな連携
当クリニックは、院長の出身医局である東京大学医学部附属病院と提携しています。院長は今でも同病院で非常勤医師を務めており、大学病院での高度な治療が必要となった場合もスムーズなご紹介や情報共有が可能です。
大腸がんは早期発見・早期治療がとても重要です。そして早期発見には、大腸カメラ検査が一番有効な手段です。当クリニックでは苦痛の少ない大腸カメラ検査をご提供しています。
大腸ポリープはが大きくなってがん化する可能性があるため、大腸カメラ検査で早期発見に努めます。検査中に見つかったポリープは、10ミリ未満のものであればその場で切除可能です。
胃カメラ検査により胃がんの早期発見に努めます。当クリニックでは、鎮静薬を使用した苦痛の少ない胃カメラ検査を実施。ピロリ菌感染の有無を確認し、必要に応じて除菌治療を行います
ピロリ菌感染は放置すると、胃がんに発展する可能性があります。患者さんの状態に応じて胃カメラを用いるかどうか、除菌療法が必要かを定期観察しながら、胃がん予防に努めます。
ストレスや生活習慣の乱れに伴って起こりやすい過敏性腸症候群の診断と治療を、大腸カメラ検査を用いて行っています。必要に応じて投薬治療や、生活習慣の改善指導を行います。
炎症性腸疾患の一つである潰瘍性大腸炎の診断・治療に対応しています。基本は大腸カメラ検査やX線検査を実施して投薬治療で症状を抑えますが、その後もできるだけ寛解期を長く保てるよう専門的にフォローアップします。
胃カメラ検査で粘膜の状態を観察し、胃がんによって生じるがん性胃潰瘍でないかも含めて診断します。投薬治療を行い、ピロリ菌感染が原因の場合は除菌治療により再発防止に努めます。
胃酸の食道への逆流により、胸やけ・げっぷ・胃もたれ・つかえ感などの多様な症状があります。胃カメラ検査にてしっかりと診断を付け、生活習慣の改善や内服薬を用いて適切な治療を行います。
血便の原因は多岐にわたりますが、色や量を確認し、下痢や便秘の有無も把握したうえで、血圧測定、血液検査などを行い、必要ならば大腸カメラ検査・胃カメラ検査を実施します。原因が判明した後は、その病気に応じた治療を行います。
生活習慣の改善指導をはじめ、必要に応じて内服薬の処方や血液検査、大腸カメラ検査を行います。腹痛や下痢、血便などの症状がある場合は、他の病気の可能性も考慮し、総合的に診断・治療を進めます。
| ネット予約 | 可 予約する |
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| 公式サイト | https://www.fc-hikifune.com/ |
| 連絡先 |
TEL 03-3617-3333 |
住所 |
〒131-0046 東京都墨田区京島1丁目36-1 マークフロントタワー曳舟1F
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※本記事は 2025年6月 時点のものです。