林クリニックの歴史は、1963年の祖父の開院から始まりました。父の代では地域に根ざした医療をさらに広く知ってもらうことに尽力し、私の代では糖尿病をはじめとする生活習慣病や内分泌疾患に関して、より専門的な治療を提供できる体制を整えてきました。
医師を志した背景には、祖父や父が地域医療に尽力している姿に影響を受けたことがあります。とりわけ、糖尿病や内分泌疾患という分野の深さに強く惹かれ、その専門性を追求することに決めました。
たとえば、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されることで血糖値や血圧が異常に上がり、体が急激に太ってしまうクッシング症候群という病気があります。学生時代にこの病気の診療に関わったとき、一見すると生活習慣病のような症状の背景にある原因の解明に強いやりがいを感じました。
東京慈恵会医科大学附属病院の勤務医をしていた頃は、一般的な糖尿病(2型糖尿病)のほか、1型糖尿病(詳細は後述)や妊娠糖尿病などさまざまなケースを診てきました。現在も週に1回大学病院での診療を行っており、そういった経験を生かして地域の患者さんに寄り添った診療を提供できることが当クリニックの強みだと感じています。
診療では、糖尿病などの主訴以外にも気になることがないかをお聞きするようにしています。そのため、皮膚や関節など、糖尿病とは直接関係のないことを相談していただくことも少なくありません。その場合は連携病院の紹介を行っています。患者さんにとって信頼できる「最初の窓口」としての役割を果たしつつ、専門的な治療にも力を入れて地域の皆さんの健康を支えていきたいと考えています。
便利な駅徒歩圏、穏やかな環境で通いやすいクリニック
当クリニックは、西武有楽町線の新桜台駅から徒歩8分、東京メトロ有楽町線・副都心線の小竹向原駅から徒歩9分の場所にあります。住宅地の中にあるクリニックとしての特徴を生かして、患者さんとじっくり向き合う地域密着型の診療に努めています。糖尿病や甲状腺疾患などの専門的な診療だけでなく、一般的な内科診療にも幅広く対応しており、さまざまな健康相談に応じています。
24時間血糖値が記録できるデバイスの活用
当クリニックでは、血糖値をリアルタイムで記録する持続血糖測定器とスマホ連携型センサーなどのデバイスを活用した治療を行っています。このデバイスを使用することで、患者さんの血糖値の詳細な変動を24時間把握することが可能になりました。
ケアマネージャーが介護の相談にも対応
当クリニックにはケアマネージャーが在籍しており、介護保険の申請や介護サービス利用に関するサポートも行っています。さらに、地域の高齢者が安心して暮らせる医療環境を提供するため、訪問リハビリテーションや介護支援の体制を整えています。訪問リハビリテーションでは、高齢者の運動機能を維持・改善する取り組みを実施。整形外科への通院が難しい場合でも、必要なリハビリテーションを受けられる環境を提供し、患者さんがより健康的で快適な日々を過ごせるよう、お手伝いをしています。
従来の指先採血では、1日に数回の測定しかできず、夜間や早朝の血糖変動を把握するのが難しい状況でした。しかし、持続血糖測定器は24時間連続で血糖値を測定し、リアルタイムでデータを記録します。夜間や運動中に発生しやすい低血糖や、食後の急激な高血糖といったエピソードを明確に捉えられるため、患者さんが自覚していない問題点を見つけ、薬物投与、インスリンの導入などの治療方法をきめ細かく調整できます。
ネット予約 | 可 予約する |
---|---|
公式サイト | https://hayashi-medical.com/ |
連絡先 |
TEL 03-3956-2090 |
住所 |
〒173-0037 東京都板橋区小茂根4丁目28-14
GoogleMapで見る
|
アクセス |
東京メトロ副都心線 小竹向原 1番出口 徒歩7分 西武有楽町線 新桜台 徒歩7分 西武池袋線 江古田 北口 徒歩12分 |