もともと私は、母校の北海道大学脳神経外科学教室やその関連病院で脳神経外科医として研鑽を積んできました。担当していたのは主に脳卒中です。
自らの手技で脳梗塞(のうこうそく)やくも膜下出血などで倒れた方々の命を救う仕事には、やりがいを感じていました。他方で、病気になる前の医療、つまり予防医療の重要性について思いを巡らさざるを得ない症例も目にしました。
脳卒中は一度発症すると、手術など外科的治療や薬物療法などを組み合わせた集学的治療で処置したとしても、運動麻痺(まひ)や高次脳機能障害など後遺症が残ることのある病気です。そのため、脳卒中のリスク因子となる高血圧、脂質異常症などの生活習慣病に早期介入し治療を施すことは、コストや患者さんへの負担が少ないという観点からも、非常に合理的なアプローチだと感じていました。
そのように思っていたところ、当クリニックを開業した脳神経外科医の父が急逝しました。事業を引き継ぐという意味合いもありましたが、父も取り組んでいた予防医療的なアプローチは、私が脳神経外科の現場で感じていた課題解決に通じるものではないかと思ったこともあり、継承を決断しました。
現在は、患者さん一人ひとりのお悩みに対して、外科医として培った知見を生かしつつ、生活習慣病などの多角的な視点から向き合うことを念頭に日々診療にあたっています。
予防医療に力を入れる
病気のり患前に、そのリスクを見つけて対応する予防医療に力を入れています。適切な検査の実施や生活習慣病の治療、そのための服薬管理をすることで、将来、脳卒中の発作などにより重篤な状態になる可能性を低くするためのアプローチを実践しています。
オンライン診療にも対応、治療を続けやすい工夫を
遠方にお住まいの方でも治療を継続しやすいよう、検査など来院が必要な場合以外はオンライン診療※で対応できる体制を構築しました。診察の約半数はオンライン診療となっています(2025年3月時点)。また対面診療も完全予約制にしており、ご来院の際には待ち時間が短くなるよう努めています。 ※鎮痛剤や向精神薬などオンライン診療による初診時では処方できない薬剤があります。
多角的な専門知識と経験
院長は脳神経外科医として、外来から救急医療の現場までかかわってきました。また大学病院から地方病院まで、さまざまな医療機関で患者さんを診てきています。さらに臨床のみならず、内分泌学や再生医療の領域では研究の経験もあります。幅広い経験を生かし、多角的な視点から診療を行います。
日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医・指導医資格を有する院長が診察にあたります。
リスク要因である生活習慣病の治療を行うほか、提携医療機関のMRIを使った画像診断なども行っています。
脳卒中やくも膜下出血などの病気が原因であることも考えられます。そういった二次性頭痛でないかも含めて精査します。
近年では飲み薬から自己注射まで、幅広い治療方法の選択肢をご紹介できます。お悩みの方はぜひご相談ください。
脳神経外科全般の診療経験を積んだ院長が早期発見に努めます。提携医療機関でのMRI検査をご希望の場合も、当クリニックからオンライン予約が可能です。
脳梗塞の一歩手前の状態ともいわれる病気です。必要に応じて、専門の医療機関にご紹介いたします。
ネット予約 | 可 予約する |
---|---|
公式サイト | https://atamato-karada.com/ |
連絡先 |
TEL 03-3254-0056 |
住所 |
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1丁目10-42 エスペランサ神田須田町2F
GoogleMapで見る
|
アクセス |
東京メトロ丸ノ内線 淡路町 徒歩1分 都営新宿線 小川町 徒歩4分 JR山手線 神田 徒歩5分 千代田線 新御茶ノ水駅 徒歩5分 JR山手線 秋葉原駅 徒歩8分 都営新宿線 岩本町駅 徒歩 千代田線 お茶の水駅 徒歩8分 総武線 新日本橋 徒歩11分 |