お腹の不調や健診での指摘をきっかけに受けることが多い大腸内視鏡検査は、腸内を直接観察できるため、小さな病変の段階から確認できるのが特長です。
特に大腸がんについては、便潜血検査だけでは進行していても「陰性」と判定される場合があり、内視鏡検査による確認が重要とされています。
しかし「恥ずかしい」「つらそう」というイメージから、必要と分かっていても検査をためらう方は少なくありません。私たちはそうした心のハードルを下げ、気軽に受けていただける環境を整えたいと考えています。
もっと気軽に、身構えずに検査を受けられる環境を——そんな思いから、このクリニックを立ち上げました。
当クリニックは名称に「内視鏡」とありますが、お腹以外の不調でも幅広く対応します。胃・大腸の不調に対する内視鏡検査を軸に、かぜや発熱、生活習慣病(高血圧症・糖尿病・脂質異常症)などの一般内科にも対応しています。
症状の程度やご年齢、生活環境や既往歴を踏まえ、必要な検査や治療の方向性を医師がご提案し、そのうえで患者さんと一緒に検討できればと考えています。「この程度の症状で受診してよいのだろうか」「どの科に行くべきか迷う」――そんなときは、まずはご相談ください。地域の相談窓口としてご活用いただければ幸いです。
苦痛に配慮した内視鏡検査
適切な鎮静薬の選択や内視鏡挿入時の工夫などで、患者さんの負担の軽減に努めています。検査は日本消化器内視鏡学会認定の消化器内視鏡専門医が担当し、検査前後の説明も丁寧に行います。
女性医師による対応も可能
女性医師が常勤していますので、女性の患者さんからのご希望があれば対応可能です。女性同士で相談しやすい安心感の下、女性特有の症状や検査に関する不安に丁寧にお答えします。
柔軟な予約・検査体制
診察や検査の日程は、午前・午後・夕方の枠から無理のない時間帯で調整可能です。症状やご希望を伺い、緊急性が高いと判断した場合は、可能な限り当日検査にも対応します。
大腸内視鏡で観察し、所見に応じて切除すべきかどうかを判断します。将来がん化するリスクがあるもの(大腸腺腫)は、大きさによって即日切除を検討します。
内視鏡所見、病理検査、症状の経過から診断します。治療は継続的な服薬を基本に、病気への理解を深める支援も行います。炎症を起こす物質を狙って抑える注射・点滴治療(生物学的製剤)についても検討可能です。
ウイルス性・細菌性などの鑑別を行い、必要に応じて便検査を行ったり、採血で炎症の程度を確認したりします。所見に合わせて整腸薬や抗菌薬を選択し、経過をみながら調整します。
問診・診察と便検査で原因を絞り込み、年齢や症状の推移に応じて内視鏡検査の要否を検討。痔、炎症、ポリープなどの可能性を説明し、検査のタイミングを患者さんと一緒に決定します。
内視鏡検査によってピロリ菌感染が疑われる場合は、基本的にその日のうちに感染の有無を調べる体制を整えています。陽性の場合は、速やかな除菌治療の実施を提案します。
必要に応じて大腸内視鏡検査を行い、大腸がん、ポリープ、炎症性腸疾患、感染性腸炎といった病気を除外します。その後、症状に応じた薬物療法と生活リズムの調整を行います。
刺激性下剤は長期間使い続けたときの影響にも配慮しつつ、必要性を検討します。腸内の水分調節や神経にはたらく薬など、作用の異なる薬剤を組み合わせ、生活習慣の見直しと合わせて調整します。
耳鼻科など他領域の病気の可能性も含めて慎重に鑑別します。まずは症状に応じた薬物療法を実施しますが、改善が乏しい場合は上部消化管内視鏡検査を検討します。
| ネット予約 | 可 予約する |
|---|---|
| Web問診 | 可 Web問診する |
| 公式サイト | https://suginami-endoscopy.com/ |
| 連絡先 |
TEL 03-6915-1416 |
住所 |
〒167-0043 東京都杉並区上荻1-5-1 荻窪ステーションサイドビル2階
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| アクセス | JR中央・総武線 荻窪駅 北口より 徒歩1分 |
※本記事は 2025年9月 時点のものです。