くどう甲状腺クリニック
神戸以西に誕生。甲状腺専門クリニック
Introduction
これまで神戸市内の中核的な病院で診療を続けてきましたが、次第に「神戸より西の地域で、甲状腺の病気を抱えている方が、もっと身近に専門的な医療を受けられる場所をつくりたい」と考えるようになりました。
甲状腺の病気は、自律神経失調症や更年期障害と混同されやすかったり、見逃がされやすい傾向があります。加えて、バセドウ病や慢性甲状腺炎（橋本病）などの病気は治療期間が長くかかるため、無理なく通院を続けられる環境がとても大切になります。患者さんの生活に寄り添いながら甲状腺の病気と向き合う場所として、当クリニックを開院しました。
診療で大切にしていること
Philosophy
私は「治療の主役は、患者さん」だと考えています。診断や治療の選択肢はできるだけ簡潔に分かりやすくお伝えし、患者さんの理解のペースに合わせて一緒に方針を考え、納得して治療を選んでいただくようにしています。
また、診療の迅速さにもこだわっています。甲状腺機能に関連する主要な血液検査や超音波検査は、当日中に結果を確認いただけるようにしています。外注が必要な特別な血液検査や、細胞診の結果などは後日となりますが、可能な限り来院当日に診断まで完了することで、受診回数を減らすことができればと思っています。
「専門的な医師にきちんと診てもらいたいけれど、病院に行くほどではない気がする」「健康診断で甲状腺の数値の異常を指摘されたけど、どこに行けばいいのか分からない」――そんなときに気軽に立ち寄れる場所として、地域の皆さんにとって“はじめの相談窓口”でありたいと願っています。
対象の患者さん
- 気になる体調の変化に、不安を感じている方
- 「疲れやすい」「体重が急に減った」「脈が速い」「首まわりが腫れている、しこりがある」といった症状は、甲状腺ホルモンの異常による可能性があります。当クリニックでは、甲状腺機能の検査はもちろん、血液検査や超音波検査も院内で実施。適切な診断や治療にスピーディーにつなげられるように努めています。
- 健康診断などで甲状腺の数値について指摘された方
- 職場や学校の定期検診などで数値を指摘された方は、ぜひお早めにご相談ください。「病院に行くほどではない」と自己判断や先送りをせず、早く受診することで病気の早期発見につながり、軽い治療で済むこともあります。
- 継続的な治療や経過観察が必要な方
- バセドウ病や慢性甲状腺炎などは、診断後も定期的な通院や検査が必要になります。環境変化やストレスにも影響を受けやすく、症状が出ていないからと自己判断で薬を止めてしまうと症状が再燃する恐れもあります。当クリニックでは、患者さんのライフスタイルに寄り添いながら、無理のない通院ペースや検査スケジュールを一緒に考え、続けられる治療をサポートします。
クリニックの特長
甲状腺を専門とする院長が対応
院長は甲状腺疾患の診療に特化しており、必要な検査や治療の選択肢を的確に見極め、過不足のない対応を心がけています。バセドウ病や橋本病など、似たような症状でも疾患によって対応が異なるため、まずは正確な診断を重視。診断までの時間をできる限り短縮し、不安な時間を少しでも取り除けるよう努めています。
必要な検査は院内で実施可能
当クリニックでは、診察・血液検査・超音波検査をすべて院内で実施しており、ほとんどの場合、診察の当日中には検査結果をふまえた診断が可能です。別日に検査だけのために再来院いただく必要がないため、多忙な方や通院回数を抑えたい方にも、安心して受診していただけるよう配慮しています。
スムーズな院内動線
受付時に番号札をお渡ししており、院内ではお名前ではなく番号でお呼びしています。お呼びするのと同時に、カルテや検査結果の出力が連動する仕組みを取り入れていますので、診察から会計までがスムーズにつながる設計になっています。無駄のない動線と、プライバシーへの配慮を両立した動線設計です。
特に専門的な分野
甲状腺機能亢進症
甲状腺ホルモンが必要以上に分泌され、全身の代謝が過剰になる状態を「甲状腺機能亢進症」といいます。主な原因には、バセドウ病、中毒性結節性甲状腺腫、初期の無痛性甲状腺炎などがあり、それぞれで治療方針も異なります。そのため、血液検査や超音波検査を用いて、ホルモンの値や甲状腺の状態、自己抗体の有無などを詳しく確認し、原因を正確に見極めることが大切です。
バセドウ病
自己免疫の異常によって甲状腺が刺激され、ホルモンが過剰に分泌される病気です。動悸・発汗・体重減少・手の震えなどの症状がみられ、自律神経失調症や更年期障害と間違われることもあります。治療は抗甲状腺薬などの薬物治療が中心ですが、症状の強さや再発リスクをふまえて、手術などの選択肢も提案することがあります。
無痛性甲状腺炎
痛みを伴わずに甲状腺ホルモンが一時的に漏れ出してしまう病態で、女性が産後に発症するケースもあります。多くの場合は一過性で自然に回復するため、経過観察が基本となりますが、まれに甲状腺の機能低下に移行することもあるため、一定期間の観察が必要です。必要に応じて、動悸などの症状を抑えるための薬物治療を行うこともあります。
亜急性甲状腺炎
風邪のような症状をきっかけに、甲状腺が一時的に炎症を起こす病気です。特徴的なのは前頚部（ぜんけいぶ）の痛みや発熱・倦怠感（けんたいかん）といった症状で、甲状腺のあたりを手でさわってみて、痛みを感じるかどうかが診断の手がかりになります。治療は基本的に薬物治療で対応しますが、症状が強い場合はステロイドを使用することもあります。
慢性甲状腺炎（橋本病）
自己免疫によって甲状腺のはたらきが徐々に低下していく病気です。進行すると甲状腺ホルモンが不足し、倦怠感・寒がり・むくみ・便秘など、QOL（生活の質）を下げる症状が現れることがあります。特に、妊娠を希望される方については、より早い段階で診断し、治療を開始することが大切です。
甲状腺がん
甲状腺内にできるしこりが甲状腺がんになる可能性もあります。超音波検査で偶然見つかることが多く、進行がゆるやかなタイプが大半です。超音波検査で大きさや形・血流などを測定して、すぐに手術となるか経過観察で様子を見るか、慎重に判断します。当クリニックでは、必要に応じて専門的な機関と連携した治療方針をご提案しています。
おすすめポイント
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甲状腺の専門医が一貫して対応 - 日本甲状腺学会の認定専門医として、初診から診断・治療方針の決定までを一貫して私が担当しています。甲状腺の病気は「なんとなく調子が悪い気がする」という程度の曖昧な状況で見つかることも少なくないのですが、その分受診のハードルが高いと感じる方もいらっしゃいます。だからこそ、まずは気軽にご相談だけでも来ていただけるような雰囲気づくりを大切にしています。
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- Point 2
甲状腺ホルモンに関するケアも可能 - 甲状腺ホルモンは、排卵や妊娠の成立・維持にも関わる大切なホルモンです。不妊治療を専門とする他院から、スクリーニング検査の一環として当クリニックをご紹介いただくケースもあります。その際は、問診・血液検査・超音波検査などを通して、必要に応じて治療方針をご提案いたします。
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- Point 3
明石駅から徒歩圏内で通いやすい - 当クリニックは、JR山陽本線「明石駅」南口から徒歩約8分、山陽電鉄「山陽明石駅」東側出口からも徒歩約7分と、駅から徒歩圏内。明石駅周辺には路線バスも充実しており、近隣地域からもアクセスしやすい立地です。専用駐車場も3台ご用意があり、仮に満車だったとしても周辺のコインパーキングをご利用いただけます。Web予約・LINE予約にも対応し、予約から来院までがスムーズになるようにしています。
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クリニック詳細
アクセス・その他の病院情報
| ネット予約 | 可 予約する |
|---|---|
| 公式サイト | https://akashi-koujousen.jp/ |
| 連絡先 |
TEL 078-915-2522 |
住所 |
〒673-0882 兵庫県明石市相生町2丁目2-18 末定ビル3F
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| アクセス |
山陽電鉄本線 山陽明石駅 東側出口より 徒歩7分 JR神戸線 明石駅 南口より 徒歩8分 |
公式サイト
※本記事は 2025年8月 時点のものです。