私は神奈川県茅ヶ崎市で生まれ育ちました。小学校から高校まで茅ヶ崎の公立学校に通い、地元で過ごした楽しい日々は今でも忘れられません。
医師を志すようになったのは、看護師である母の影響も大きいです。産婦人科を選んだのは、当時、産婦人科医はなり手が少なかったこともあり、自分がこの診療科の医師になって「社会に貢献したい」という思いからです。研修を終えた後は東海大学医学部付属病院産婦人科で研鑽を積み、不妊治療と腹腔鏡下手術のほか、周産期医療やがん治療、女性のヘルスケアなどに携わりました。
その頃から、大好きな地元・湘南に「恩返しをしたい」という気持ちが強くありました。その思いはずっと心の中にあり、神奈川県内の病院で経験を積んだ後、2023年4月に生まれ故郷の茅ヶ崎に「湘南茅ヶ崎ARTレディースクリニック」を開院しました。
当クリニックでは ”すべての女性が、あなたらしく生きるために" をコンセプトに、患者さんとの対話を重視した診療を心がけています。治療方針を検討する際は、患者さんご自身に身体について理解していただくことを大切にしており、その上で今何が必要なのかを提案いたします。また、不妊治療においては、患者さん一人ひとりの価値観や状況を尊重しながら、適切な治療方法をともに考えるようにしています。
生殖医療専門医による不妊治療
生殖医療専門医とは、日本産科婦人科学会もしくは日本専門医機構認定の産婦人科専門医(または日本専門医機構認定の泌尿器科専門医)を取得した後、生殖医療に3年以上専従して診察実績を重ね、生殖医療学会の認定試験に合格したものが受けられる資格です。全国で1,084名、神奈川県で82名が取得しています(2024年4月時点)。専門医による安心と信頼の医療を提供いたします。
対話重視の診察スタイル
患者さんに問診票を入力していただいた後、女性の看護師によるカウンセリング、医師の問診という流れで進めます。一方通行に医師が治療を行うのではなく、患者さんの希望に寄り添いながら選択肢を提供したいと考えています。デリケートな内容や話しにくいことは、カウンセリング時に女性の看護師にご相談ください。
リラックスできる空間設計
白と青を基調とした海をイメージさせる空間で、患者さんにリラックスしていただけるクリニックを目指しています。落ち着いたライティングとシックな色合いで統一したリカバリースペースはカーテンで個別に区切っており、体外受精の後にゆっくり休むことができます。また、清掃を徹底して行い、院内を清潔に保っています。
生殖医療専門医の資格を持つ院長を含む2名体制で診察を行っています(2025年1月現在)。
1個の精子を細い針で卵子に直接注入する不妊治療法です。精子の数や運動能力に問題がある場合や、体外受精で受精しにくい場合に有効とされています。
ライフプランに合わせて妊娠・出産する時期の選択肢を広げます。
日本生殖看護学会認定の生殖看護認定看護師(以下、生殖看護認定看護師)を取得している看護師長をはじめ、女性看護師スタッフが患者さんのお悩みに対応します。
当クリニックでは、2024年1~12月の1年間で204人に移植を行いました。移植した患者さんの平均年齢は35.4歳で、移植人数あたりの臨床妊娠率は約79.4%です。採卵にて卵⼦を獲得できた患者さんの90%以上が胚盤胞*を確保できています。今後も定期的に治療成績を更新し、よりよい治療の提供に努めてまいります。
リカバリースペース
WEB受付
培養室
| ネット予約 | 可 予約する |
|---|---|
| 公式サイト | https://chigasaki-art-lc.jp/ |
| 連絡先 |
TEL 0467-81-5726 |
住所 |
〒253-0062 神奈川県茅ヶ崎市浜見平10-2 BRANCH茅ヶ崎3 2F
GoogleMapで見る
|
| アクセス | JR東海道本線(東京~熱海) 茅ケ崎 神奈川中央交通バス 団地中央(A)、団地中央(B)下車 バス10分 |
※本記事は 2025年3月 時点のものです。