東京慈恵会医科大学に進学し、医師としての道を歩み始めたのは、実は明確な理由や目標があったからではありません。ですが、恩師に恵まれ医師として過ごすなかで、次第に一生の仕事となっていきました。それから20年近く臨床・研究・教育活動に従事。東京慈恵会医科大学附属病院では病棟長も経験し、実にさまざまな患者さんを目にしました。そこで感じたのは、心の病であると気が付かず、症状を放置し、重症化してしまう方が多いことです。そのため、患者さんが負担なく気軽に通えるクリニックを作りたいと思い、自分が育った土地であり、通いやすい場所でもある築地での開院にいたりました。
威圧的にならないよう、穏やかな雰囲気で患者さんお一人おひとりのお悩みを傾聴し、真摯に向き合うことを心がけています。そうした姿勢は、看護師や事務員など当院のスタッフ教育の指針にもなっています。患者さんのお話に丁寧に耳を傾けていると、会話のリズムや声の大きさなどから、どのような症状なのかも分かるものです。そうして患者さんのお人柄も知ることで、初めて母校・東京慈恵会医科大学の建学の精神である「病気を診ずして病人を診よ」という言葉にかなう医療を提供できるのではないかと考えています。まずは話をするためだけでも構いませんので、お気軽に来院いただければ幸いです。
通いやすい雰囲気
安心して通いやすい雰囲気づくりを心がけています。スタッフは人柄のよい人ばかりだと思っていますし、私自身も患者さんに穏やかに接することを意識しています。また、お子さんのいる方でも通いやすいようキッズスペースを設けており、体調のすぐれない方が来院した際の休憩スペースとしても活用しています。
さまざまな悩みに対応
大学病院で青年期から老年期の方まで、さまざまな症例に接してきた院長が、研究領域である自律神経失調症を中心に、広場恐怖症、パニック障害、強迫性障害(強迫症)など幅広い心の病気に対応いたします。患者さんのお悩みに応じて適切な治療法を提案させていただきます。
院長の幅広い人生経験
大学病院で現場の医師や病棟長として幅広い経験を積んできただけでなく、大学時代はバンド活動をしており、音楽やサブカルチャーなどを共通の話題として、患者さんと打ち解けるきっかけにできればとも考えています。
心の不調によって交感神経・副交感神経のバランスが崩れた結果、めまいや頭痛、肩こりなど慢性的な体の症状が出現する病気です。
閉経に伴う女性ホルモンの低下を主な原因として、ほてり、めまい、気分の落ち込みなどの症状が出ます。
緊張感や神経の高ぶりや、そわそわ感など複数の活動や出来事に対して過剰な不安感や心配が見られる病気です。
不眠などに伴い入眠困難中途覚醒といった日中の機能障害をきたす病気です。
特定可能なストレス因子によって、意欲や集中力の低下や、環境になじめないといった症状のほか、動悸・発刊などさまざまな身体症状が誘発される病気です。
悲しみや不安感が社会生活を困難にするほど強くなる病気で、食欲不振などの身体症状を伴う場合もあります。
東京慈恵会医科大学附属病院の精神医学講座や、横手興生病院、東京慈恵会医科大学附属柏病院に勤務。そののち、東京慈恵会医科大学附属病院にて医局長や病棟長として現場での後進育成にも携わってきました。現在も当クリニックの院長を務めるかたわら、毎週木曜日は同大学病院で非常勤診療医長として診療にあたっています。また研究活動も行っており、専門とする認知症や自律神経失調症(身体症状症)を中心に国内外問わず論文を発表した経験があるほか、海外学会での講演歴もあります。
| ネット予約 | 可 予約する |
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| 公式サイト | https://kokoromental-clinic.com/ |
| 連絡先 |
TEL 03-6278-7133 |
住所 |
〒104-0045 東京都中央区築地3丁目12-11 ナカシゲビル2階
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東京メトロ日比谷線 築地 3b出口、1番出口 徒歩2分 東京メトロ有楽町線 新富町 4番出口 徒歩5分 都営大江戸線 築地市場 A1出口 徒歩6分 |
※本記事は 2025年3月 時点のものです。