精神科を受診される方は、病気の症状だけでなく、進学、就職、仕事、人間関係、家庭環境など、さまざまな悩みや葛藤を抱えています。回復のために大切なのは、症状だけを診るのではなく、その方の生活全体に目を向けて信頼関係を築きながら、患者さん自身が納得できる治療や支援を一緒に選んでいくことだと考えています。
精神疾患は、決して特殊な病気ではありません。生涯のうちに4人に1人が精神科・心療内科を受診するといわれ、国としても精神疾患を「五大疾病」の1つに位置づけています。
一方で、精神科の受診に対しては、いまだに不安やためらいを感じる方が多いのも事実です。精神障害は目に見えにくく、理解されにくいからこそ、日常生活の中での生きづらさとして表れやすくなります。精神科医療の役割は、こうした生きづらさを個人の問題として抱え込ませるのではなく、生活や社会との関わりの中で整理し、支援につなげていくことです。
RICメンタルクリニックのRICは「Recovery In Community」に由来し、メンタルヘルスの回復を地域社会の中で促進するという理念を表しています。医師だけでなく、多職種が連携し、診察室の中だけでは解決できない課題にも向き合いながら、地域で暮らし続けることを支える――そのための“身近な精神科医療”を実践したいと考え、開院を決意しました。
精神科専門医による、プロセスを大切にした診療
指導医である院長をはじめ、複数の精神科専門医が診療を担当します。症状の強さだけでなく、その背景にある生活や環境の変化にも目を向けます。短期的な対処にとどまらず、時間の経過とともにどのように変化しているのかを丁寧に確認しながら、無理のない治療方針を一緒に考えていきます。状態が揺れやすい方でも、継続して相談できる体制を大切にしています。
年齢や立場に応じた面談がしやすい診療環境
面談では、病気のことに限らず、生活面の困り事、仕事のストレス、人間関係の悩み、生きづらさなど、多岐にわたる相談が可能です。「自分では言語化できない」「家族にも話しづらい」という内容でも、安心して話せる環境づくりを重視しています。初めて精神科を受診する方や、若い世代の方でも、自分のペースで相談を始められるよう配慮しています。
休職から復職、就労支援までを幅広くフォロー
休職や復職の判断、休職診断書の発行、復職準備のステップなどをサポートしています。必要に応じて、就労支援センター、リワーク(復職支援)、就労移行支援、就労継続支援A型・B型などのサービスを提供する各機関や事業所と連携し、その方に合った働き方を一緒に検討します。面談でもご相談いただけます。
症状だけでなく、生活や仕事、人間関係など背景にある要因を丁寧に整理することを重視しています。診察では医学的な評価にもとづいて治療方針を検討します。定期的な面談を通して、心理社会的な側面や生活上の課題について一緒に確認します。患者さんが治療の方向性について納得して選択できるよう、考える材料を整えることを大切にしています。
自律神経失調症では、動悸、めまい、吐き気などの身体症状が前面に出るため、まずは内科で身体疾患がないかを確認することが大切です。内科で「異常なし」と言われても不安が続く場合、心理的要因との関わりを一緒に整理します。体の症状と心の状態がどのように影響し合っているかを対話の中で深掘りし、納得感を持って治療に進めるよう支援していきます。
不安は誰にでもある自然な感情で、それ自体は病気ではありません。不安によって「やりたいことができない」「生活や仕事に支障が出ている」状態かどうかが、不安障害を判断するポイントになります。初診では、不安が日常や社会生活をどの程度妨げているかを丁寧に確認します。「不安なだけで受診してよいのか」と迷う方もいますが、自分らしさが損なわれていると感じる場合は相談のタイミングです。
職場環境の変化など、明確なストレス要因によって生じる病気です。ストレス源を丁寧に確認し、可能であれば環境調整を行うことが望ましいと考えています。ストレス要因を取り除くことで改善が期待できますが、難しい場合は気分の落ち込みが強いときにはうつ状態としての治療を併行するなど、早期に必要な支援へとつなげます。
不眠には、生活リズム、働き方、心理的負荷、育児など、個々の背景が大きく関わります。診療ではまず、眠れない原因が生活習慣、身体症状、心理的要因のどこにあるのかを整理します。治療は睡眠衛生指導を基本とし、薬は毎日使用するものではなく、必要なときの“安心材料”として提案します。眠れないことは不調のサインにもなるため、状態を見極めながら早めに対処することが大切です。
パニック症では、発作そのもの以上に「次はどこで起きるのか」という予期不安が大きな負担になります。最初に、発作が起きた場面を特定できるかどうかを一緒に確認します。電車やトンネルなど「特定の状況」で起こる場合は対処方法を立てやすく、予測できない発作は不安を強めやすいため、症状の仕組みを理解しながら不安を整理していくことを大切にしています。
ADHDは、12歳以前から不注意や多動性の特徴があり、忘れ物や遅刻などの積み重ねから自信を失ってしまう方も少なくありません。仕事や学業で環境が変わると、求められる作業が変化し症状が目立ちやすくなることもあります。診断後は薬物療法の有無にかかわらず、生活や働き方の環境調整を行い、特性への理解を深めることを重視します。病気への理解が進むことで課題への対処がしやすくなり、日常生活の負担を軽減できると考えています。
気分や活動量が大きく変動する病気です。落ち込んでいる時期に受診される方が多いですが、反対に過活動の時期は本人が困りにくい一方で周囲が負担を感じることもあります。治療では、「気分の波」をなくすというより、日常生活に支障が出ない範囲に小さく整えていくことを目標とし、長期的に状態を安定させるための支援を行います。
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※本記事は 2026年3月 時点のものです。