すみだメディカルケアクリニック

Special Message

予防医療から日常的な診療まで、切れ目のないサポートを

すみだメディカルケアクリニック院長

いしだいっせい石田一世

患者さんの未来を見据え、予防を重視した循環器診療を

Introduction

私が医師を志したのは、医療の世界で働く家族の姿を身近に見てきたことがきっかけでした。研修医時代にさまざまな診療科を経験するなかで、危険な状態にあった患者さんが循環器の治療で苦痛から解放され、自力で歩いて帰られる場面に何度も立ち会いました。その“目に見える回復”に強い魅力を感じました。救急疾患が多く、診断と治療をスピーディーに組み立てていく循環器診療は、自身の性格にも合っていると感じています。

一方で、重症化した患者さんを診る機会が増えるにつれて、「本来はもっと早い段階で介入できたのではないか」という思いも強くなりました。その経験から、現在は“予防”を診療の柱に据え、早期発見と継続的なフォローによって、健康状態をよりよい方向へ導くことを重視しています。通院のしやすさも含め、無理なく続けられる医療を提供することが重要だと考えています。

当クリニックには、親子連れなど複数の世代で受診されるご家族もいらっしゃいます。地域の中で生まれる人とのつながりを大切にしながら、どなたでも安心して相談できるクリニックを目指しています。

Patients

対象の患者さん

気になる症状があっても放置しがちな現役世代: 仕事や育児で忙しく、「時間がないから」と受診をためらってしまう方にも通いやすいよう、月・火・木・金曜日は18時45分（最終受付は18時30分）、土曜日は13時30分（同13時15分）まで診療を行っています。Web予約やオンライン診療を組み合わせれば、隙間時間での相談や定期処方のための診察が可能です。「ちょっと気になるけれど、病院に行くほどではないかも」と感じる段階から気軽に受診できる体制を整えています。

生活習慣病の治療に取り組みたい方: 高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、放置すると心筋梗塞（しんきんこうそく）や脳卒中のリスクが高まります。当クリニックでは、院長が日本循環器学会認定の循環器専門医（以下、循環器専門医）としての知見を生かし、診断から治療はもちろん、将来を見据えた予防管理まで一貫して対応しています。通院の負担や生活リズムにも配慮し、無理なく治療を続けられるよう一人ひとりに合わせた診療を心がけています。

オンライン診療を希望される方: 外出が難しい体調のときや、薬の処方を含む定期的な診察、検査結果のみの説明など、患者さんの希望に応じてオンライン診療も利用できます。スマートフォンやパソコンから受診でき、処方せんは自宅近くの薬局へ送付されるため、移動や待ち時間の負担を減らすことが可能です。症状や経過を踏まえて、対面診療へ切り替えることもできます。

Clinic Features

クリニックの特長

循環器・糖尿病・内科を中心に幅広く対応

院長は循環器専門医として、大学病院をはじめ、心臓疾患の診療に携わる現場で経験を積み、狭心症や不整脈といった循環器疾患に専門的に対応してきました。また、高血圧症や糖尿病などの生活習慣病、さらに風邪、発熱、胃腸炎など日常的な急性症状まで幅広く診療。専門性と総合性を兼ね備えた体制により、地域の皆さんの健康をサポートします。

多岐にわたる診療項目で「何科に行けばよい？」の迷いを解消

一般内科、循環器内科、糖尿病内科に加え、発熱外来、花粉症、睡眠時無呼吸症候群など、多様なニーズに対応しています。症状の原因が分からない場合でも、まず相談できる体制を整え、必要に応じて専門的な検査や治療へつなげています。

柔軟な診療スタイルとサポート体制

Web予約やオンライン診療を導入し、待ち時間や移動の負担に配慮した体制を整えています。また、診療時間外の電話相談にも対応し、日常生活で気になる症状や不安があるときに、できる限りサポートできるよう努めています。症状や日常生活に合わせて無理なく通院を続けられるよう、診療体制やフォローにも工夫を重ねています。

Particular Areas

特に専門的な分野

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は循環器疾患や生活習慣病と関連が深く、無呼吸が続くことで血圧上昇や不整脈の誘因になり得る病気です。いびきや日中の眠気、家族の指摘を受けて受診される方もおり、疑われる場合は簡易検査で早期に状態を確認します。生活習慣の見直しや必要な治療につなげています。

不整脈

初診では心電図検査や問診を行い、症状の背景やリスクを丁寧に確認します。不整脈は症状がないときには見つけにくいため、24時間心電図などを用いて状態を把握します。動悸の原因は貧血や精神的要因など不整脈以外のものもあるため、総合的に評価し、よりよい診療につなげるよう努めています。

狭心症

狭心症は冠動脈にプラーク（脂肪の塊）が蓄積し血管が狭くなる病気で、胸の圧迫感や痛みが特徴です。胸痛を訴える患者さんに迅速に心電図検査や血液検査を行い、重症度を早期に判断できる体制を整えています。症状が頻繁に出る、安静時にも続くなどリスクが高い場合は、速やかにほかの医療機関とも連携し、治療が遅れないよう対応します。

心不全

入院治療後の外来フォローが中心で、症状の安定維持と再入院の予防を重視しています。体重変化、むくみ、息切れなど日常のサインを丁寧に確認し、薬の内服状況や食事内容も細かくチェック。必要に応じて採血、心電図、胸部X線検査を行い、悪化の兆候を早期に捉えられるよう努めます。

高血圧症

健診で指摘されて、受診されるケースが目立つ病気です。まずは、家庭で血圧を測定する習慣をつけるよう指導します。高血圧症が続くと心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まるため、原因の精査と生活習慣の見直しを含め総合的に管理します。別の病気が背景にある二次性高血圧などの可能性もあるため、採血や追加検査を行い、適切な診断につなげています。

糖尿病

血糖値が高いと指摘されて来院される方や、生活習慣の乱れで血糖値のコントロールが難しくなった方に対応しています。治療の中心となるのは食事や運動といった生活改善であり、薬物療法は「続けやすいこと」を重視して選択します。1日1回の服用で済む薬を提案するなど、患者さんの生活や希望に合わせた治療計画を心がけています。

生活習慣病

高血圧症、糖尿病、脂質異常症などは継続的な管理が欠かせません。症状が安定している場合は、治療が続けやすいよう処方内容を調整しますが、薬の飲み忘れがある方や通院間隔が空きがちな方に対しては、まず対面で状況を確認し、適切な判断の下で治療方針を検討しています。

喘息

季節の変わり目や気温差、風邪などによって症状が悪化しやすいため、予防と早期対応を重視しています。当クリニックは大人の患者さんが中心で、症状の変化や生活背景を丁寧に把握し、必要に応じて吸入薬や内服薬を処方します。風邪予防や生活習慣の見直しも含め、悪化を防ぎながら長期的に安定した状態を保てるよう支援しています。

Point

クリニック詳細

診療・受付情報

診療時間

	月	火	水	木	金	土	日	祝
09:30-13:30	○	○	-	○	○	○	-	-
14:45-18:45	○	○	-	○	○	-	-	-

受付時間：午前9:15～13:15､午後14:30～18:30／休診日：水曜・日曜・祝日

アクセス・その他の病院情報

ネット予約	可予約する
公式サイト	https://sumidamedicalcareclinic.com/
連絡先	TEL 03-6657-5501
住所	〒131-0032 東京都墨田区東向島5丁目8-3 EAST-ISLAND BLD.2階 GoogleMapで見る
アクセス	東武伊勢崎線東向島駅より徒歩1分

※本記事は 2025年12月時点のものです。

このページの先頭へ