相武台脳神経外科

病院紹介(スポンサード)

Special Message

頭痛からがんの温熱療法まで 体の声を聴き、豊かに 生きるサポートを

相武台脳神経外科 院長

かとう たかひろ 加藤 貴弘

開院のきっかけ

Introduction

私の祖父は医師として戦争の時代を生き抜き、父は整形外科を専門としていたため、幼い頃から医療には馴染みがありました。国立国際医療センター(現・国立国際医療研究センター病院)での研修を機に脳外科を専門とした私は、その後、宮城県立こども病院や横浜新都市脳神経外科病院の脳神経外科で、脳卒中や頭部外傷などの命の危機に瀕した患者さんを主に診ていました。

これまでに学んだ技術だけでは救えない患者さんに出会ったことで、「患者さんを根本から救う医療」を学ぶため日本全国を奔走していた時期もあります。その過程で大切だと感じたことが今の診療の土台になっています。

相武台にクリニックを開院したのは2011年7月のこと。この地で診療を行う先生が紹介してくださったのがきっかけです。もともとなじみがない土地ではありましたが、落ち着いた雰囲気の土地柄でじっくり患者さんと向き合えるところが、私の診療スタイルに合った場所だと感じております。

クリニックの理念

Philosophy

脳梗塞(のうこうそく)や脳出血などの脳外科の病気は、生活習慣病に大きく関連しています。がんも同じように、生活習慣病としての側面を持っていますが、実際の治療現場で生活習慣の改善が強調されることは少なく、患者さん任せになってしまう部分があると感じてきました。また、がんは「病気と闘う治療」ばかりが重視され、闘いを支える体力づくりなどにはあまり力が注がれていない状況があります。これでは、時間の経過とともに体力も落ちていってしまいます。

当クリニックでは、このような状況を改善するため、生活習慣の改善に力を注ぐとともに、保険適用で受けられるハイパーサーミア(温熱療法)を治療に導入するなど、根本から患者さんを支える治療を大切にしています。

また、昔は医師が総合的に患者さんの健康を見守り、生活習慣や生き方、時には宗教観に至るまで相談できる存在でした。しかし、今ではそうした役割が軽視されてしまっています。

当クリニックでは、患者さんが病の不安と孤独に苛まれることがなくなるよう、一人ひとりの生き方や価値観に寄り添う全人的な診療を目指しています。

Patients

対象の患者さん

頭痛や頭部外傷の症状がある方
頭痛は多くの方が日常的に経験する症状ですが、その原因はさまざまです。慢性頭痛、片頭痛(へんずつう)、緊張型頭痛、群発頭痛など種類が異なれば対処法も異なります。そのため、単に頭痛を和らげるだけでなく、姿勢や生活習慣、ストレス、睡眠の質など、頭痛を引き起こす可能性のある要因を患者さんと一緒に探り、根本的な改善を目指します。また、頭の中の痛みだけではなく頭部外傷などにも対応しています。
がんと診断された方
当クリニックでは、ハイパーサーミアなどの補完的な治療を通じて、がん治療の効果を高めるお手伝いをしています。ハイパーサーミアは、「最後の手段」ではなく、がんと診断された初期の段階に受けることに向いている治療です。抗がん薬や放射線治療と併用することで効果を増強させられる可能性があります。
脳卒中後のケアが必要な方
脳卒中の急性期治療後、継続的な体調管理を行うことで、患者さんがより安心して日常生活を送れるようサポートしています。めまいや耳鳴り、物忘れなどの異変がある方などにはMRIなどによる診断が可能です。
Clinic Features

クリニックの特長

相武台前駅から徒歩2分のクリニック

小田急線相武台前駅徒歩2分の場所にあるクリニックです。都内から来られる方の場合も、新宿から約50分程度で当クリニックにお越しいただけます。平日の月・火・木・金に診療を行っているほか土曜診療にも対応。平日にお仕事がある方は、ぜひ土曜診療をご検討ください。

木の素材を使った広めの待合室

「体の健康を保つためには自然のリズムに戻ることが大切」という院長の考えから、クリニックの設備やインテリアには木の素材を多く取り入れています。自然を感じられる温かみのある空間づくりを行うことで、患者さんに安らぎを感じていただければと思います。感染症への不安軽減にもつながるよう広めに設計された待合室です。

MRIやCTを活用した診断

当クリニックではMRIやCTを使った診断を行っています。MRIは主に脳梗塞の有無を判断するために使用します。またCTは、高齢の方が転倒して頭をぶつけた際の診断などに役立ちます。CTでの診断によって骨の状態や頭部の異常を迅速に確認することが可能です。画像によって異常の有無を確認できれば、今後のことも考えやすいのではないでしょうか。

Particular Areas

特に専門的な分野

膵臓がん

膵臓(すいぞう)がんは自覚症状がないうちに進行する病気で、早期発見と適切な治療が重要です。ハイパーサーミアは、抗がん薬や放射線治療との併用で治療効果を高める補助的な役割を果たします。

大腸がん

大腸がんも初期の症状が乏しく気付きにくい病気とされています。ハイパーサーミアの治療を検討される場合は、体力がある早期がおすすめです。

肺がん

咳が続いたり胸の痛みが出たりする肺がん。ハイパーサーミアで温めることでがん細胞の力を弱める効果が期待できます。

乳がん

女性のがんの代表である乳がんの方も、早い段階でご相談いただくことをおすすめします。

片頭痛

片頭痛で来院される方の中には脳腫瘍(のうしゅよう)や脳出血が隠れている場合があります。そのため、MRIを用いた詳細な検査を実施しています。

Results

実績

これまでは60歳代以降の患者さんがメインでしたが、現在は、お子さんの頭部外傷や働き盛りの方の片頭痛などを診療する機会も増えています。また、ハイパーサーミアでの治療を行うクリニックとして、遠方から患者さんが来られることもあります。毎月、約1,700人の患者さんが来院し、そのうち初診患者数は月に約300人前後*です。

*令和6年の年間実績では受診患者数21,169名、うち初診患者数4,038名

Medical Equipment

院内設備

  • MRI

  • CT

  • X線撮影装置

  • ハイパーサーミア用装置

Point

おすすめポイント

  • Point 1
    ハイパーサーミアによるがん治療に対応
    ハイパーサーミアは、脳と眼球以外の部位にアプローチできる保険診療で、がんの痛みの緩和、食欲増進、体力の回復、睡眠の質向上などに効果が期待できます。治療時間は40分~1時間程度で、リラックスした状態で受けられるのが特徴です。熱を受けたときのショックで免疫機能が活性化するヒートショックプロテインの効果を生かすために1週間ごとの間隔を設け、継続的に治療を行います。抗がん薬や放射線治療と併用することで効果を増強でき、ほかの治療を妨げることがないため、補助的治療としてご提案しています。効果を感じるまでには一定の時間がかかりますが、治療を続けるメリットはとても大きいと思います。最後の手段としてハイパーサーミアを頼ると、むしろリスクが高くなるので、治療の選択肢がある早期の段階から試してみていただければと思います。
  • Point 2
    患者さんの症状に合った医療機関の紹介
    患者さん一人ひとりにとってよりよい治療が受けられるよう、柔軟な医療連携を心がけています。たとえば、診断の結果脳の異常が分かった方などは当クリニックでは対応が難しいため、適切な医療機関に迅速に搬送します。特定の病院にこだわらず、患者さんの症状に合った施設を選ぶことを優先しています。
  • Point 3
    目指すのは、より豊かな人生へのサポート
    患者さんが病気を通じて自身の体との関係を見直し、新しい気付きを得られるようサポートしたいと考えています。特にがんの治療を受ける方は、自分の体との関係性を見直す大きなチャンスだとも考えられます。病気を「治すこと」に囚われすぎず、”体と仲良く”なることを目指していくことで、治療が続いていても豊かな人生を実感できるようになっている患者さんも複数いらっしゃいます。
Clinic Detail

クリニック詳細

診療・受付情報

診療時間

09:00-11:30 - - -
14:30-18:00 - - -
  • ※火曜・土曜は16:30まで

アクセス・その他の病院情報

ネット予約 予約する
公式サイト https://soubudairelief.com/
連絡先

TEL 046-258-2728

住所 〒252-0324 神奈川県相模原市南区相武台1丁目23-9 GoogleMapで見る
アクセス 小田急線 相武台前 北口 徒歩2分

※本記事は 2025年2月 時点のものです。