よしはら内科・内視鏡クリニック

私の医師としての歩みは、麻酔科・循環器内科・消化器内科と幅広いものでした。その中で特に専門性を深めたのが消化器内視鏡の分野です。消化器内視鏡は、指先の繊細な操作に加え、体全体の感覚を使って検査を行う点が特徴的です。初めて経験したとき「これは自分に合っている」と直感し、以来のめり込んで技術を磨いてきました。

一方で、離島医療に従事した経験から、人手や機材が限られた環境で多様な症状に対応し、専門分野にとどまらず総合的に診療する力の大切さを学びました。

こうしたさまざまな経験を糧に、消化器内視鏡の専門性を土台にしながら、かぜや生活習慣病などの慢性疾患まで、一般内科にも幅広く対応できる体制を整えたいと考え、当クリニックを開院しました。