(逵 佐穂先生より)当クリニックは、歯科と形成外科が併設されているクリニックです。歯科治療が中心になりますが、併せてシミ取り(詳細は後述)などの審美を含めた顔全体のケアを提供することを目指しています。
(関口 早由良先生より)歯科治療に関しては、むし歯や歯周病の治療、インプラント(詳細は後述)、歯科矯正など、いろいろな診療に対応しています。複数の歯科医師が在籍しているため、それぞれの診療内容に関する経験を積んだ歯科医師が対応しています。
(院長・阿部 敏高先生より)歯科と形成外科併設のクリニックを開業した1番の理由は、患者さんのニーズの変化を感じたことです。新型コロナウイルス感染症の流行以降、オンラインで会議やイベントが行われるようになり、画面を通して他人に顔を間近で見られる機会が増えました。そのため、歯科治療が終わって口元を鏡で見ていただく際に、患者さんが顔のシミなどを気にされて、「治療できるいい場所ない?」と質問されることが増えてきたのです。しかし、患者さんによっては「美容皮膚科は少し敷居が高い……」と感じる方もいらっしゃいます。「会社の女子社員に見られたらどうしよう」と心配する男性の患者さんもいらっしゃいました。歯科医院で併せてそうした治療ができれば、悩んでいる患者さんのニーズに応えられるのではないかと考え、当クリニックを開院することを決めました。
歯科と形成外科を併設
歯科と形成外科の診療科目がある当クリニックでは、口周りだけではなく、顔全体のケアをトータルで提供することを目指しています。治療内容によっては、歯科治療を受けた同じ日に形成外科の施術を受けることも可能です。
複数の歯科医師が勤務
院長を始めとして、常勤・非常勤の複数の歯科医師が勤務しています。インプラント、矯正歯科などそれぞれ経験を積んだ領域が異なるため、幅広い治療を安心して受けていただくことができます。
画面を使った分かりやすい説明
歯科治療で使用する全てのユニット(治療用小機器やうがい用給水装置など、歯科処置操作に必要な器具類が一体となったもの)の前にモニタを設置。撮影した患者さんの口の中の様子を一緒に確認したり、アニメーションで治療の内容を解説したり、画像を使って患者さんに分かりやすく説明することを心がけています。
インプラント治療とは、あごの骨に歯の根となる部分を埋め込み、それを土台にセラミックなどで作った人工歯を取り付ける治療で、自由診療となります。日本口腔(こうくう)インプラント学会認定の口腔インプラント専門医である院長を始め、インプラント治療に携わってきた歯科医師が治療を担当します。
むし歯が進行してしまった場合は、必要に応じて歯の根の治療(根管治療)を行っています。歯の根には神経などが通っており、場合によっては神経を取ることも必要です。患者さんの口の状態を診ながら、適切な治療を行うよう努めています。
粉瘤(ふんりゅう)とは、皮膚の下に袋状のできものができて、徐々に大きくなっていく良性の腫瘍(しゅよう)です。当クリニックでは皮下麻酔をしたうえで、必要に応じて切除などを行っています。
むし歯の患者さんに対しては、現在の口の中の様子や治療方法についてモニタを使って説明したうえで治療を行っています。しばらく歯科医院に行っていない、虫歯が進行している、という方にも安心して治療を受けていただけるよう努めています。
顎関節症は、口を大きく開けることができなくなったり、顎を動かすと痛みが出たりする病気です。顎関節症の原因や治療方法にはさまざまなものがあり、顎の状況、治療に対する希望などを総合的に考慮して、患者さんと相談しながらその方に合った治療方法を選択しています。
脂肪腫とは、皮膚の下にできるできもので、数mm程度の小さなものから直径が10cm以上あるものまで、いろいろな大きさがあります。当クリニックでは、必要に応じて切除を行っています。
*1)レーザー治療について
■治療内容について
当クリニックでは、シミ取り治療にQスイッチ付きルビーレーザーという機器を使用しています。このレーザーの波長はメラニン色素顆粒に対して吸収が高く、患部に照射することで深部のメラニン色素にアプローチします。
■起こり得る副作用
レーザーを照射した箇所にやけどが生じ、重症の場合には色素沈着や色素脱失、瘢痕(はんこん)などになることがあります。また、照射した部分に一時的に赤みや腫れ、炎症後色素沈着などが生じることがあります。シミと肝斑が混在する場合は、わずかなやけどでも色素沈着が発生する場合があります。
■治療に要する期間
レーザー照射後にかさぶたができ、1週間~10日間ほどで剥がれ落ちます。通常は照射から半年~1年ほどでレーザー治療による一過性の炎症後色素沈着なども消え、効果を感じられる想定です(どちらも個人差があります)。治療回数は通常1~3回程度で、3回であれば半年~1年に1回のペースで1年半~3年通っていただく想定です。
■治療にかかる費用
1平方cmまで11,000円(税込)、プラス1平方cmごとに11,000円(税込)が追加になります。施術代のほかに診察料(税込)として、初診の場合は5,500円(歯科併診の場合は2,200円)、再診の場合は2,200円かかります。
※保険適用外の自由診療です。有効性や安全性が公的に認められたものではありません。
【治療に用いる機器について】
Qスイッチ付きルビーレーザーは、シミ取り治療に用いる機器としては国内未承認です。医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。
■入手経路等
国内の開発・販売メーカーより、クリニックが直接購入。
■国内の承認医薬品・機器等の有無
なし。
■諸外国における安全性等にかかわる情報
Qスイッチ付きルビーレーザーは、欧米各国その他の諸外国において2025年5月時点でリスク等は報告されていませんが、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
*2)インプラント治療について
■治療内容について
歯がない方に対し、その部位の顎の骨に人工の歯の根(インプラント)を埋め込み、その上に義歯を付ける治療方法です。インプラント体を埋め込む骨の高さや幅が不十分な場合は、インプラント治療の前に必要に応じ、ソケットリフト、サイナスリフト、スプリットクレストなど、骨造成手術という骨を増やす手術を行います。また同じくインプラント治療の下準備として、骨再生のために非吸収性のメンブレン(膜)やチタンメッシュで骨を覆う治療を行う場合もあります。
■起こり得る副作用
現在のインプラントは天然の歯に比べると感染に弱いという欠点があるため、インプラント周辺に感染が起きることがあります。場合によっては感染が原因でインプラントが失われることもあります。また治療後に、義歯の一部が欠ける、義歯の脱落、義歯を固定している部品が緩むなどの問題が起きる可能性があります。
■治療に要する期間
インプラントを埋めた部分の骨の状態などの影響を受けるため、患者さんによって治療に要する期間はさまざまですが、通常は術前診断から人工歯を入れるところまで3~6か月、治療回数は5~6回程度を想定しています。またインプラントを長く使っていただくため、治療後は最低年2回の定期健診が必要です。
■治療にかかる費用
通常埋入1本(セラミック歯、連結装置、保証費、仮歯、模型、デジタルシミュレーション、薬、CT撮影などの費用を含む。以下同):495,000円(税込)、抜歯即時:550,000円(税込)。ソケットリフト(骨補填材含む):55,000円(税込)、サイナスリフト(骨補填材含む):110,000円(税込)、スプリットクレスト(骨補填材含む):55,000~110,000円(税込)。非吸収性メンブレン(1枚):33,000円(税込)、チタンメッシュ:165,000円(税込)。
※その他、使用する材料によって価格は変動します。
※保険適用外の自由診療です。有効性や安全性が公的に認められたものではありません。
| ネット予約 | 可 予約する |
|---|---|
| 公式サイト | https://kaede-dpc.com/treatment/ |
| 連絡先 |
TEL 03-6908-6485 FAX 03-3908-6489 |
住所 |
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7丁目10-19 西新宿ビル401号
GoogleMapで見る
|
| アクセス |
JR線 JR新宿駅 西口 徒歩5分 大江戸線新宿西口駅 新宿駅 西口 D5出口 徒歩2分 西武線 新宿駅 徒歩3分 |
※本記事は 2025年6月 時点のものです。