宜野湾シーサイドクリニック

病院紹介(スポンサード)

Special Message

生まれ育った宜野湾で 循環器の予防医療に挑む

宜野湾シーサイドクリニック 院長

いじゅ ひろき 伊集 広城

重症化を防ぐための地域医療を目指して

Introduction

病院に勤務していたころは、循環器内科でカテーテル治療を中心に急性期医療を担ってきました。そこでたびたび感じたのは、「原因となる生活習慣病を早くから管理できていれば、重症化を防げたのでは」ということです。こうした経験から、病気の発症や再発を未然に防ぐための地域医療を自ら担いたいと考え、当クリニックの開院を決意しました。生まれ育った宜野湾という地を選んだ背景には、地域の医療格差の軽減に寄与したいという思いがありました。宜野湾市内を走る国道58号線沿いでは住民の方々が医療機関を探すのに苦労されている印象がありました。そうした地域のニーズに応えたいと考えました。

診療で心がけていること

Philosophy

診療で大事にしているのは、患者さんにとって本当に必要な医療を丁寧に判断していくことです。検査値だけを見て決めるのではなく、年齢や合併症などを考慮して治療方針を検討します。たとえば、高血圧症と腎臓病を合併しているような場合、血圧を下げ過ぎると、腎臓のろ過機能が低下してしまうといった弊害が懸念されます。ガイドラインの目標値はあくまで基準値と捉え、実際には目の前の患者さんをしっかり診て個別に目標設定をすることが大切だと考えています。また、かぜ症状を訴えて来院される方の中には抗生剤を希望される方もいるのですが、多くのかぜはウイルス性で、抗生剤が必要ないこともあります。症状や経過を見極めながら、必要と判断した場合のみ処方するよう心がけています。

Patients

対象の患者さん

生活習慣病を抱えている方
高血圧症・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病は、放置すると心筋梗塞(しんきんこうそく)や脳卒中など重大な合併症につながる可能性があります。当クリニックでは血液検査や心電図、エコー検査などの結果に加え、年齢や生活習慣、合併症の有無なども考慮して、一人ひとりに合わせた治療を行っています。
心臓病の治療後も継続したフォローを希望される方
狭心症や心筋梗塞、心不全などは、治療後も再発予防のため継続した管理が欠かせません。当クリニックでは血圧や血糖、脂質のコントロールを通じて全身を丁寧にフォローし、急性期を脱した後も安定した生活を送れるよう支援しています。
通院しやすく、安全性に配慮した透析施設をお探しの方
当クリニックでは、清浄化した透析液を用いる「オンラインHDF」を導入し、また安全性にも配慮しています。また、高齢の方や体力が落ちている方にも安心して通院していただけるよう、通院の送迎に対応する体制も整えています。
Clinic Features

クリニックの特長

循環器を専門とする医師による再発予防の診療

心不全、狭心症、心筋梗塞といった心臓病の再発を防ぐために、高血圧症、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病の管理を重視しています。大学病院や近隣の病院で培った循環器内科での経験を生かし、地域での二次予防に取り組んでいます。

さまざまな感染症に対応する検査体制

発熱やかぜ症状の方には、必要に応じて多項目検査を行い、原因を調べます。新型コロナウイルス感染症やインフルエンザだけでなく、かぜと症状が似ていても原因が異なるマイコプラズマ感染症や百日咳なども検査で判別できます。

デジタル技術の活用で利便性と精度向上を実現

デジタル技術を活用し、クリニック運営や診療の質を高める取り組みを進めています。WebやLINEから24時間体制で予約を受け付けており、受診のしやすさに配慮するとともに、胸部X線にはAI診断補助を導入し、診断の精度向上に努めています。

Particular Areas

特に専門的な分野

心不全

急性期の治療を終えて症状が安定された方に対して、再発予防を目標とした治療を行います。具体的には血液検査、X線、エコー検査などで心機能を定期的に確認し、数値変化に応じた生活指導や薬物療法を行います。

狭心症

激しい胸の痛みで受診された方は近隣の病院に紹介し、検査・治療を受けていただきます。治療後は当クリニックで血圧・脂質・血糖を管理し、生活習慣病への対応を通じて再発予防に取り組みます。

心筋梗塞

急性期治療を終えた方に対し、心機能の低下や心不全の発症に注意しながら、血圧・脂質・血糖値を適切に管理するよう努めます。薬物療法のほか、塩分・水分制限や体重管理など生活面の指導も行います。

不整脈

健診の心電図異常や動悸などの症状で受診された方に、ホルター心電図・心エコーで状態を確認します。軽症例の場合は経過観察を行い、必要に応じて薬物療法を検討します。重症例の場合には、近隣の病院などにご紹介します。治療後は再発予防を見据えてフォローします。

高血圧症

腎臓や心臓の状態に応じて、目標値を慎重に設定します。たとえば、腎機能が低い方では過度な降圧を避け、心機能が低下している方ではガイドラインに即した適切な降圧を試みます。他の病気が原因の二次性高血圧の可能性も考慮しつつ、合併症予防を目指します。

脂質異常症

コレステロール値は心疾患と深く関わるため、必要に応じて目標値を定め薬で管理します。一方で、動脈硬化の程度が軽い方など、必ずしも薬が必要でない場合もあります。頸動脈(けいどうみゃく)エコーや血管の硬さを調べる検査を行い、必要な方に必要な治療を行います。

糖尿病

HbA1c*の平均値だけでなく血糖の変動幅にも注目します。大きな変動は血管障害につながるため、食事指導や薬物療法で安定化を図ります。将来的に起こりやすい腎臓や目、血管の病気を防ぐことを目標に、きめ細かく管理します。

痛風

尿酸値が基準値を上回っていても無症状なら薬が不要な場合もありますが、数値が著しく高い方や腎機能が低下している方は治療が必要です。当クリニックでは尿酸の排泄率を検査し、体質や腎臓の状態に合わせて薬の要否や用いる薬の種類を判断します。

Point

おすすめポイント

  • Point 1
    定期的な勉強会でチームの一体感を育む
    院長の考えや治療方針を共有し、スタッフ全員が同じ方向を向いて診療に取り組めるよう、定期的に勉強会を行っています。各職種が意見を交わしながら理解を深めることで、連携の取れたチーム医療を目指しています。
  • Point 2
    英語での診療に対応
    普天間基地に近いため在沖外国人にも受診いただいており、英語での診療に対応しています。米国に関しては保険の精算に必要な書類も発行可能です。海外の方も無理なく受診できる環境づくりを心がけています。
  • Point 3
    旅行や帰省中の透析にも対応
    観光や帰省、出張などで沖縄を訪れる方に向け、沖縄滞在中も安心して透析を受けられるよう体制を整えています。事前予約のうえ、透析を受けている医療機関から診療履歴に関する情報を事前にご共有ください。

*HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
過去1~2か月間の血糖値の平均を反映した値で、糖尿病の血糖コントロールの指標として用いられます。

Clinic Detail

クリニック詳細

診療・受付情報

診療時間

09:00-12:00 - -
14:00-17:00 - - - -
  • ​休診:木曜午後、土曜午後、日曜日、祝日 ​最終受付時間:午前 11:30まで、午後 16:30まで

アクセス・その他の病院情報

ネット予約 予約する
公式サイト https://www.ginowan-seaside.com/
連絡先

TEL 098-899-1339

住所 〒901-2221 沖縄県宜野湾市伊佐4丁目2−16 GoogleMapで見る
アクセス 伊佐交差点から 車3分
​ユニオン伊佐店から 徒歩3分
駐車場 駐車場 20台

※本記事は 2025年10月 時点のものです。