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初期の糖尿病と言われたとき―過去の健診結果を持って受診を
「初期」の糖尿病に定義はない初期の糖尿病と診断された時、その「初期」に明確な定義はありません。一口に「初期」と言っても、使う医師によって意味が多少異なっているというのが実情です。明確な定義がない...
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初期の糖尿病と言われたとき―過去の健診結果を持って受診を

公開日 2015 年 03 月 26 日 | 更新日 2017 年 05 月 07 日

初期の糖尿病と言われたとき―過去の健診結果を持って受診を
矢島 賢 先生

国家公務員共済組合連合会立川病院内科医長

矢島 賢 先生

貴田岡 正史 先生

イムス三芳総合病院 内分泌内分泌(甲状腺)・代謝(糖尿病)センター長

貴田岡 正史 [監修]

菅野 一男 先生

医療法人社団桜一会かんの内科院長

菅野 一男 [監修]

「初期」の糖尿病に定義はない

初期の糖尿病と診断された時、その「初期」に明確な定義はありません。一口に「初期」と言っても、使う医師によって意味が多少異なっているというのが実情です。

明確な定義がないという点では、糖尿病予備軍という言葉とも同様です。おそらくは、初めて糖尿病と診断され、まだそれほどひどくない状態の時に告げられることが多いでしょう。ただし、これまで医療機関で検査を受けたことがない方は、長年患っていた糖尿病を初めて指摘されただけかもしれませんので注意が必要です。

健診結果を持って医療機関を受診する

健診で初期の糖尿病と指摘された場合は、結果をきちんと自身で整理した上で、医師の元に持っていきましょう。そのために、以前の健診結果がある場合にはそれを一緒に持っていき、血糖値が異常になり始めたのがいつ頃なのかを医師と確認できるようにします。

急に数値が上がった場合は、早めに医療機関を受診しましょう。そのようにして現在の状態を確認することが何より大切です。さらに、そこから医師の指示にそって、合併症の進行度を調べます。具体的には眼科などを受診します。

状態を確認した後で、生活習慣の改善や薬による治療に移ることになります。状態を確認しないまま放置していると、時に危険なこともあります。たとえば、進行した合併症(網膜症や虚血性心疾患など)をきちんと評価せずはげしい運動を始めてしまうと、予期せぬ病状の悪化につながる危険があります。何よりも、まずは自身の状態の確認です。

糖尿病および内分泌疾患の診療を専門とし、詳細な合併症の検索や丁寧な療養指導には定評がある。一般社団法人臨床糖尿病支援ネットワークにおいても活動し、地域の糖尿病診療のレベルアップに貢献している。

北多摩地域の中核病院である公立昭和病院の内分泌・代謝内科部長として地域に根差した糖尿病治療を実践。加えて、NPO法人西東京臨床糖尿病研究会理事長として、糖尿病治療情報の共有および治療標準化を目指して、専門医、開業医間のネットワークを構築、専門的知識を持つ人材の育成等の活動を行っている。

2008年4月1日に、三鷹駅南口に、糖尿病・内分泌疾患・内科専門の「かんの内科」を開設。東京医科歯科大学、武蔵野赤十字病院、糖尿病学会、内分泌学会などでの診療・活動を通じて培った経験を、糖尿病・高血圧症・高脂血症・甲状腺疾患・動脈硬化症(脳梗塞、狭心症・心筋梗塞、足壊疽)などで苦しんでいる患者さんの診療に役立てており、メタボリックシンドロームなどで明らかな症状のない方の動脈硬化を進ませないようにするためのアプローチにも重点をおいている。食事療法、運動療法を駆使し、必要に応じて最適な薬の選択を行い、元気に長く豊かな人生を楽しむためのサポートをするために経験豊富な専門医、専門看護師、管理栄養士、運動トレーナー、フットケア専門家が一体となっている。
内分泌専門医として、甲状腺疾患、下垂体・副腎疾患(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、先端巨大症、プロラクチノーマ、尿崩症など)の診断・治療を行う。