クリップする
URLを入力して
記事をクリップしましょう
指定された URL のページが見つかりません
Skin
にきび
ニキビは10代から20歳代にかけて多く発症する病気であり、医学的には尋常性痤瘡と呼ばれる疾患に相当します。特に、中学生、高校生の頃には多くの方がニキビを経験します。20歳を過ぎる頃からニキビは自...
Male consulter resolved
クリップに失敗しました
皮膚

にきび(にきび)

更新日時: 2017 年 04 月 25 日【更新履歴
更新履歴
2017 年 04 月 25 日
掲載しました。
閉じる

概要

ニキビは10代から20歳代にかけて多く発症する病気であり、医学的には尋常性痤瘡と呼ばれる疾患に相当します。特に、中学生、高校生の頃には多くの方がニキビを経験します。20歳を過ぎる頃からニキビは自然となくなっていきますが、人によっては30歳代まで悩まされることもあります。

多くの方が経験するニキビですが、ニキビを放っておくと衛生状態に影響する以外に「外に出るのが嫌になる」といった精神面での影響も出てきます。ニキビに対しての治療を病院で受けることは可能でありながらも、医療機関を受診する方が少ないのが現状です。したがって、ニキビを呈した場合には、跡を残さずに治癒させることを目標として病院受診をし、適切な治療を受けることが重要であると考えられています。

より詳しい情報は、こちらをご参照ください

原因

ニキビは男性ホルモンの影響やストレス、不規則な生活習慣によって皮脂分泌が盛んになることが原因の一つとして発症します。皮脂分泌が増えると毛穴の角質が固くなります。するとさらに皮脂がたまってしまい、「非炎症性丘疹(白ニキビ)」が形成されることになります。

その後白ニキビに対してアクネ菌、いわゆるニキビ菌が感染・増殖し、炎症反応が惹起され腫れや痛みを伴う「炎症性丘疹(赤ニキビ)」が形成されます。赤ニキビでは、膿疱性痤瘡と呼ばれる膿を有する皮膚病変へと変化することもあります。ニキビに対し適切な治療をせず放置されるとこうした病変が持続することとなり、毛包の組織が破壊され、最終的にニキビ痕になります。

より詳しい情報は、こちらをご参照ください

症状

ニキビで生じる皮膚症状には段階があり、非炎症性丘疹から炎症性丘疹へと進行し、皮膚の線維化病変を生じることがあります。皮膚病変の進行に応じて、皮膚に隆起が生じたり赤味を伴ったりします。また、皮膚が陥没したり、色素沈着を残すこともあります。

ニキビは皮脂の分泌が多い部位に生じやすく、おでこや眉間、頬、口回りやあごの周りに見られやすいです。しかしニキビが生じるのは決して顔面に限局するのみではなく、肩周囲や肩甲骨の間、首の後ろなどにも認めることがあります。

より詳しい情報は、こちらをご参照ください

検査・診断

ニキビの診断は、基本的には外観における見た目からなされることになります。また、ニキビは皮膚病変の個数に応じて、軽症、中等症、重症、最重症とそれぞれ4段階に分類されることになります。

より詳しい情報は、こちらをご参照ください

治療

ニキビの治療は、ニキビに対しての治療薬が購入できるということもあり、実際に病院を受診される方は全体の約12%程度にとどまるとされています。しかしながら、病院で受けることができる治療にはより効果の高いものがあり、かつ跡を残すことなく治癒することも充分期待できます。すなわち、病院で治療を受ければ重い症状のニキビでも治りやすく、しかも再発のリスクも低下させられると考えられています。

ニキビに対して使用される薬剤には、抗菌薬の内服薬に加えて、アダパレン(ディフェリンゲル®)、過酸化ベンゾイル(ベピオ®)といった外用薬が使われるようになってきました。こういった外用薬は毛穴のつまりを取り除くのに効果を発揮し痕を残さず治療できる可能性を高めることができます。

炎症の強いニキビや膿疱性痤瘡など、より重症度の高いニキビに対しては上記の薬剤では効果が期待できないことがあります。そのような場合には通常の治療と合わせて他の治療も併用されます。

若い男性に多い重症型のニキビにはステロイドの内服や局所注射、25歳以上の大人の女性に多く月経前に増悪するタイプの重症型ニキビにはホルモン調整剤(保険診療内で使用できるものもあります)を使用することがあります。また、ストレスのマネジメントが必要になる場合もあります。他にも漢方薬や、ピーリングも重症のニキビに行われる治療法の一つです。さらに病状に合わせてフォト治療やレーザー治療を使用することもあります。

ニキビの治療では、皮膚の移植をする手術療法が取られることもありますが、手術による痕が残るデメリットがあります。手術の傷あとのほうが目立ってしまうと考えられるニキビ跡には、「フラクショナルレーザー」を用います。

フラクショナルレーザーとは、皮膚に細かな点状の穴を開けることで、陥没のあった皮膚の質感をなだらかに整えるもので、ニキビ跡の治療法としては、現在唯一「ある程度の効果があるもの」と考えられています。尚、フラクショナルレーザーによる治療は、自費診療(保険適用外)になりますので、費用は各施設で異なります。

ニキビは毛穴のつまりから発症する異なるため、日常生活上において注意することでニキビの増悪を抑えることも期待できます。ストレスや睡眠不足を出来るだけ避けることも重要ですし、緑黄色野菜や食物繊維にとんだ食事の摂取を心がけることも大切です。また、洗顔・保湿などの対応も大切です。

より詳しい情報は、記事①記事②をご参照ください

にきびの記事を読む

にきびの記事にご協力いただいている医師