検査・診断
カフェイン中毒の症状を呈した患者さんを救急外来で診る場合、はじめからカフェイン中毒を疑うことはとても難しいことです。
したがって、何らかの中毒であることが疑われる場合には、とにかく「患者さんの生活背景や、症状の経過、そして受診直前の患者さんの様子や身の回りの状況、たとえばゴミ箱の内容であったり冷蔵庫のなかであったりといったことを医療従事者にお伝えしてもらうことがとても重要です。
そのうえで、施設によっては血液検査で血液中のカフェインの濃度を測定することがあります。また、精神症状が強い場合には、ほかに脳に別の疾患が隠れていないかどうか、頭部CTや脳MRIなどの画像診断を組み合わせて行うこともあります。
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