ていかるしうむけっしょう

低カルシウム血症

最終更新日:
2020年09月08日
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2020/09/08
更新しました
2020/07/29
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治療

低カルシウム血症の治療は重症度や原因によって大きく異なります。

まず、けいれんなど重度の症状が生じている場合は緊急的な処置としてカルシウム製剤の注射を行い、その後に原因に応じた治療をおこないます。一方、重度の症状はないものの慢性的にカルシウムが不足しているケースでは、ビタミンD欠乏症が原因であれば、カルシウムの吸収をアップさせるために薬局で売っている天然型のビタミンDや、病院で処方される活性型ビタミンDの内服治療が行われるのが一般的です。

遺伝子の異常により生じるビタミンD依存症では活性型ビタミンDを治療に使用します。副甲状腺機能低下症や偽性副甲状腺機能低下症でも活性型のビタミンDの内服治療が行われます。ただし治療の目標とする血液中のカルシウム濃度を正常よりも低めに設定しなければ脱水になり、腎機能障害を合併しやすくなるなど注意すべき点があるため、内分泌内科など専門の診療科で治療を受けるようにしましょう。

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