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だいちょうがん

大腸がん

最終更新日:
2024年02月08日
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治療

大腸がんの治療の進め方は、がんの進行度や全身状態によって異なります。

がんが大腸の粘膜から粘膜下層の浅いところに止まっているのであれば、内視鏡で根治切除が可能です。一方、がんが粘膜下層の深い部分を越えて浸潤している場合は、リンパ節郭清が必要なので開腹手術や腹腔鏡下手術(ふくくうきょうかしゅじゅつ)を行います。

さらに、大腸がんは術後に転移再発する可能性があります。肝臓への転移再発は術後3年以内が多く、肺への転移再発は術後5~7年後でも生じることもあります。再発を予防するために抗がん剤による補助化学療法を行うこともあります。また、手術が不可能なほど進行しているケースでは、化学療法や放射線治療を組み合わせた治療が行われます。

手術治療

大腸がんの手術治療は結腸がんと直腸がんで異なります。

結腸がんの場合には、腹腔鏡下手術が一般的です。一方、直腸がんには開腹手術、腹腔鏡下手術のほかにロボット支援下手術があります。最近は直腸がんも腹腔鏡下手術が増えています。直腸がん治療では、がんの切除以外、肛門機能や排尿・性機能をできるだけ温存することが求められます。そのため、骨盤内の神経を温存しながら治療を行うことが大切です。

がんが肛門の近くにあり、排便機能を残して切除することが難しい場合には、永久人工肛門を造設します。以前は永久人工肛門になると生活に大きな支障がでるのではないかとの懸念がありましたが、現在では装具の改善により患者さんの生活の質は格段に向上しています。

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