にょうまくかんいざんしょう

尿膜管遺残症

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原因

妊娠初期の段階で、赤ちゃんの膀胱は「尿膜管」と呼ばれる管を介して体の外の空間(へそ)とつながっています。胎児の尿は、胎児期において初期の段階では尿膜管を通して体外へ排泄されています。尿膜管は通常は妊娠12週頃までに閉鎖し、線維性の組織として膀胱とへそをつなぐのみとなり、物理的空間としての連続性は消失します。
ところが、尿膜管がうまく閉鎖せずに残存したときに尿膜管遺残症が発生します。尿膜管遺残症のタイプは大きく4つに分類することができます。尿膜管瘻(膀胱とへそが完全につながっている状態です)、尿膜管洞(膀胱との交通性は遮断されていますが、へそと尿膜管が交通している状態です)、尿膜管憩室(へそと尿膜管の交通性は遮断されていますが、親指のような突起物が膀胱から突出している状態です)、そして尿膜管のう胞(尿膜管の中間地点にて水の溜まりが形成されている状態です)、です。これらの尿膜管遺残症のなかでも、尿膜管のう胞が最も頻度的には多いといわれています。

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