ひよりみかんせん

日和見感染

最終更新日:
2018年08月22日
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2018/08/22
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症状

日和見感染症を起こすと、体の各種臓器において感染症状が出現します。口腔内から食道にかけてカンジダが発生し、口の中に白い物質が付着したり食べ物を飲み込む際などに痛みを感じたりすることがあります。

肺炎を発症した場合には、咳や痰、息苦しさなどが出現します。消化器系に感染を起こした場合には、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などの症状がみられます。なかには、口腔内や陰部、皮膚に水ぶくれや潰瘍をきたす病原体もあります。

日和見感染症では、網膜や脳などが障害を受けることもあります。この場合、視野や視力に障害が生じたり、頭痛やけいれん、性格変容、意識状態の低下などの症状につながったりすることもあります。

さまざまな臓器に多様な症状をみることがある日和見感染ですが、根本的な免疫障害が改善されないと感染症を繰り返すことも特徴です。感染症をきたすたびに臓器障害が進行し、徐々に臓器の予備能が低下することもあります。

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