症状
特発性細菌性腹膜炎では、発熱や腹部症状が出現します。腹部症状としては腹痛や下痢、お腹の圧痛などがみられます。もともと肝機能が大きく低下している状況において発症することが多い病気なので、もとの肝機能状況を反映して黄疸を認めることもあります。
また、潜在的にゆっくりと病状が進行することもあれば、急激な経過から病気の発症に至ることもあります。突然の低体温や低血圧、肝性脳症(見当識障害や昼夜逆転の症状など)の増悪などがみられることもあるため注意が必要です。
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