きょうまくしゅよう

胸膜腫瘍

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

胸膜中皮腫の場合、腫瘍の進行度や患者さんの全身状態を考慮して総合的に判断します。最も有効な治療は、外科的に腫瘍を取りきることです。胸膜、肺、横隔膜(おうかくまく)心膜(しんまく)の一部を一塊で取りきる胸膜肺全摘術(きょうまくはいぜんてきじゅつ)や肺を温存(おんぞん)する胸膜切除・肺剥離術(きょうまくせつじょ・はいはくりじゅつ)などが行われます。放射線療法や化学療法を追加で行うことも多いです。

孤立性線維性腫瘍の場合、良性であっても悪性であっても腫瘍を完全に取りきることを目標に手術を行います。病理診断の結果をみて、悪性であれば化学療法や放射線療法を追加で行うこともありますが、現時点で有効とされる化学療法はありません。そのため、肺がんなどの他のがんに対する化学療法が行われることが多いです。

他の臓器のがんから転移した腫瘍の場合、それぞれのがんの治療を行います。転移しているため、化学療法が中心の治療となります。胸水がたまっている場合には、針を刺して水を抜いたり、癒着術(ゆちゃくじゅつ)を行ったりして、これ以上水がたまらないようにする治療を行うこともあります。

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