きょうまくしゅよう

胸膜腫瘍

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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症状

胸膜中皮腫の場合、胸痛(きょうつう)と労作時の呼吸困難が主な症状となります。早期では症状はありませんが、胸膜に広がってくると胸や背中の痛みを感じるようになり、徐々に痛みは強くなります。また、腫瘍がさらに広がり分厚くなってくると息苦しさを伴うようになります。胸水(きょうすい)が増えてくる場合には、胸の圧迫感や労作時の呼吸困難がひどくなってきます。

孤立性線維性腫瘍の場合、通常無症状で胸部X線写真や胸部CTでたまたま発見されることが多いです。しかし、良性腫瘍でもサイズが非常に大きい場合や悪性の場合は、胸の痛みや息苦しさを感じることがあります。腫瘍随伴症候群(しゅようずいはんしょうこうぐん)として、ばち指(ばちゆび)と呼ばれる爪・指の変形、関節炎(かんせつえん)低血糖(ていけっとう)などを引き起こすことが報告されています。

他の臓器のがんから転移した胸膜腫瘍の場合、胸痛を感じることが多いです。また、胸水がたまることも多く、胸の圧迫感や労作時の息切れを感じることもあります。

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