検査・診断
鎖肛が疑われる際には、レントゲン写真や造影剤を用いた画像検査、超音波エコーやCTなどの検査が治療方針を決定するために重要です。特に、直腸の開口と恥骨直腸筋との位置関係を把握することが重要になります。
口から嚥下(口の中の食物をのみくだすこと)された空気は、時間経過と共に胃、小腸、大腸へと移動し、最終的にガスとして肛門から体外に排泄されることになります。しかし、鎖肛があると大腸がどこかの段階で行き止まりになっているため、空気が留まってしまいます。このことを確認するためにレントゲン写真撮影を行います。この検査を通して、直腸の盲端部位と恥骨直腸筋の位置関係を推定することができます。
また、どこに直腸が開口しているのかを観察する際には造影剤検査を行います。膀胱に開いている鎖肛であれば、直腸に造影剤を入れることで同時に膀胱にも造影剤が混入することになります。
さらに、骨盤部CTを撮影して、恥骨直腸筋の発達具合の観察も行われます。鎖肛の患者さんは肛門をしめる筋力が弱いことが多いため、筋力の発達具合を正確に確認することは、手術のタイミングを決定するにあたり重要な情報となります。
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肛門の違和感について
1ヶ月ほど前、朝起きると尿道に痛みを感じ、自転車に乗ると尿道が痛く、排尿痛もあったため泌尿器科を受診し、尿道炎のために1週間の抗菌薬を処方されました。しかし、飲み切っても治らないため再度行ったところ、慢性前立腺炎の薬(セルニルトン)を処方され、様子を見ることになりました。現在では射精時の違和感もなく、排尿痛もほぼなくそちらは改善したように思われます。 しかし、慢性前立腺炎ということで悪化させないように3週間ほど自転車に乗っておらず、先週日曜日に久し振りに自転車に乗りました。すると、尿道の痛みは全くありませんでしたが、肛門がサドルにあたるせいか、便意を催し肛門に違和感も覚えました。さらに、便汁のようなものが漏れたりもしました。それが今でもあり、自転車に乗ると肛門に違和感を感じ、何も漏れていなくても漏れているかのような感覚があります。 数日前から風邪の抗生物質を飲んでいるため、そのせいでお腹がゆるくなっている可能性も考えられますが、これはそのまま様子を見てもよいのでしょうか?便秘はなく、便の色も正常で、肛門の違和感や便汁の漏れ以外の症状はございません。
爪が痛いです
昨日の夕方、足の小指をぶつけてしまい爪の間から血が出てしまいばんそこうをしました。血は止まりましたが動かしたり歩いたりすると爪の部分が痛いです。もう少し様子見をした方がいいのでしょうか?
起床時の軽い目眩について
2/3の歯医者で頭の位置がやや低く、椅子を起こしたときに軽いめまいを感じました。 ちょっとふわふわする程度で視界が歪んだり足がふらつくというほどではありませんでした。 それ以来、起床時にめまいを感じるようになりました。 ・起きてすぐだと足が若干ふらつきます。 ・頭にごく軽い圧迫感を感じます。 ・視界には変化はありません(チカチカする、暗くなる等ナシ)。 ・吐き気のような不快感が若干ありますがごく軽く車酔いになりかけ程度です。 ・数分間続きます 歯医者の時のように、短時間横になった程度では発生しないのですが、数時間以上横になるとおこるようです。 しばらくすると治るし加齢もあるのでまあいいかと思っていたのですが、日に日に、若干ずつではありますが悪化している感じがして不安になりました。 今回はじめて歩行に支障がありました(寝不足でいつもより数時間早く就寝したため、通常より3時間ほど早く起床しています)。 倒れ込むほどではありませんが、ちょうど、「ぐるぐるバット」でまっすぐ歩けなくなるような感じで、とっさに机につかまりました。 そこまでの状態になったのは数秒で、そのあとは「ふわふわ」は感じているものの、家事に支障はない、という程度の状態です。 このまま様子を見ていてよいでしょうか。 生活の中でこころがけた方が良い事など(頭を積極的に動かす・動かさないようにする・水分を取るなど)ありますでしょうか。 よろしくお願いいたします。
乳がんのしこりの感触は。
乳房の自己チェックをしていると、ブクっとして小さい太いところがあり、これはしこりかな?と思うと、手を上げ伸ばししたり、ぐっと抑えるとへこんだり平面になります。左右にそんな感じのものがあり、これは、乳がんのしこりの可能性ありますか?固くはなくて、グミぐらいの柔らかさです。ぐっとさわらないとわかりません。乳がんのしこりは、手を上げても動かないといいますが。。。胸を抑えつけながら指の先で調べています、
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鎖肛を得意な領域としている医師
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先天性食道閉鎖症
- 胸腔鏡下食道閉鎖症根治術
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嚢胞性肺疾患
- 胸腔鏡下肺切除術
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先天性胆道拡張症
- 腹腔鏡下胆道拡張症手術
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胆道閉鎖症
- 腹腔鏡下胆道閉鎖症根治術
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鎖肛
- 腹腔鏡下鎖肛根治術
小児外科疾患に幅広く対応し、内視鏡手術に意欲的に取り組んでいる
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