仙台市立病院 元副院長
日本小児科学会 小児科専門医・小児科指導医 日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医・臨床遺伝指導医
東北大学病院小児科にて約20年間先天代謝異常症の診療と研究に従事。BH4反応性高フェニルアラニン血症やNICCD(シトリン欠損による新生児肝内胆汁うっ滞症)などを世界に先駆けて報告した。また、先天代謝異常症領域の未承認薬・適応外薬の国内実用化に向けて取り組んでいる。最近は、治療用特殊ミルクの安定供給の問題解決に向けて活動を行っている。
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日本小児科学会 | 小児科専門医・小児科指導医 |
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日本人類遺伝学会 | 臨床遺伝専門医・臨床遺伝指導医 |
1979年3月 東北大学医学部卒業
1981年4月~1985年3月 東北大学大学院医学研究科内科系専攻博士課程
1985年6月~1987年11月 米国Yale大学医学部人類遺伝学教室留学
1987年12月 東北大学医学部小児科助手
1991年6月 同 講師
1998年11月 同助教授(2007年4月より准教授)
2008年4月 仙台市立病院小児科、東北大学医学部臨床教授、同 非常勤講師
2013年4月 同 小児科部長
2016年4月 同 副院長
Shintaku H, Ohura T. Sapropterin is safe and effective in patients less than 4-years-old with BH4-responsive phenylalanine hydroxylase deficiency in Japan. J Pediatr 2014; 165: 1241-4
Ohura T, Kobayashi K, Tazawa Y, Abukawa D, Sakamoto O, Tsuchiya S, Saheki T: Clinical pictures of 75 patients with neonatal intrahepatic cholestasis caused by citrin deficiency (NICCD). J Inher Metab Dis (2007) 30:139-144
Ohura T, Kobayashi K, Tazawa Y, Nishi I, Abukawa D, Sakamoto O, Iinuma K, Saheki T: Neonatal presentation of adult-onset type II citrullinemia. Hum Genet (2001) 108: 87-90 Kure S, Hou DC, Ohura T, Iwamoto H, Suzuki S, Sugiyama N, Sakamoto O, Fujii K, Matsubara, Y, Narisawa K: Tetrabiopterin-responsive phenylalanine hydroxylase deficiency. J Pediatr. 135 (3), 375-8, 1999.
大浦敏博.救急外来で先天代謝異常症を見逃さないための診療手順.宮田章子、冨本和彦編.小児科外来の鑑別診断術.東京:中山書店;284-288頁、2016年5月31日
大浦敏博 シトリン欠損症.水口 雅、市橋 光、崎山 弘 総編集 今日の小児治療指針第16版、210-211頁 東京、医学書院、2015年9月
大浦敏博.先天性糖質代謝異常症.小川聡総編集、伊藤裕、花房俊昭部門編集.内科学書第8版、5巻 内分泌疾患、代謝・栄養疾患.東京:中山書店;323-331頁、2013年10月
山口清次編集、大浦敏博、重松陽介編集協力 タンデムマス・スクリーニングガイドブック
診断と治療社、2013年4月
【受賞】東北医学会奨励賞銀賞、1989年
【受賞】日本先天代謝異常学会 奨励賞、1993年
【受賞】日本先天代謝異常学会 学会賞、2014年
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