紀ノ岡 正博 先生のプロフィール

紀ノ岡 正博 先生

きのおか まさひろ

紀ノ岡 正博 先生

大阪大学大学院工学研究科 生命先端工学専攻 教授

専門分野

生物化学工学、再生医療
(生産プロセス、工程・品質管理、培養装置、シミュレーション)

紹介

大阪大学大学院工学研究科工学研究科にて教授を務める。化学工学者としての観点から再生医療の産業化を推し進めている。モノ・ルール・ヒトづくりの一体化したコトづくりを成し遂げるべく、大阪大学大学院工学研究科連携型融合研究組織「細胞製造コトづくり拠点」を設置。企業人を対象とした人材育成やコアとなる技術構築、さらには実用化を見据えた規制対応などを同時に実行できる拠点形成に力を注いでいる。

略歴

1989年 大阪大学基礎工学部化学工学科卒業
1991年 大阪大学大学院基礎工学研究科化学系専攻 化学工学分野博士後期課程 退学
大阪大学基礎工学部 助手
1996年 大阪大学 工学博士取得
2000年- 大阪大学大学院基礎工学研究科 講師
2003年- 大阪大学大学院基礎工学研究科 助教授
2009年- 大阪大学大学院工学研究科 教授

この間、1996年10月10日~1997年10月9日(1年間)、スイス連邦工科大学(ETH)
チューリッヒ校化学工学科にて客員研究員

所属学会・資格・役職など

博士(工学)
日本生物工学会 理事(平成25年度-)
厚生労働省再生医療等評価部会委員(平成27年度-)
日本再生医療学会 理事(平成27年度-)
ISO TC198/WG9 国際エキスパート(平成21年度-)
ISO TC276/WG4 国際エキスパート(平成21年度-)
TERMIS-AP council (平成27年度-)

受賞・著書・論文など

【受賞】
日本生物工学会第26回照井賞(平成15年度,生物化学工学)2003年
平成17年度化学工学会研究賞 2006年

【著書】
紀ノ岡正博: “再生医療におけるコトづくりと細胞製造性に基づくプロセス構築”, 化学工学, Vol.81, No.3, pp.140-143 (2017)

【論文】
Mee-Hae Kim, Yo Sugawara, Yukako Fujinaga, Masahiro Kino-oka:“Botulinum hemagglutinin-mediated selective removal of cells deviating from the undifferentiated state in hiPSC colonies”, Sci. Rep., Vol.93, No.7 (2017)

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