兵庫県災害医療センター 名誉院長兼顧問、日本災害医学会 理事
日本救急医学会 救急科専門医 日本外科学会 指導医
神戸大学附属病院救急部在籍中に阪神・淡路大震災を経験。災害医学と救急医学、なかでもprehospital careの重要性を再認識し、現在の活動の原点となる。これまでもインド西部地震、新潟県中越沖地震、東日本大震災、平成30年豪雨災害などの災害で医療活動を精力的に展開。
災害医学と救急医学の実践的教育を天命として後進の指導にあたり、2003年兵庫県災害医療センターの開設に伴い、災害時にイニシアティヴと機動力を発揮する医療施設として生長させるべく、その副センター長に就任し、現在同センター長。
1980年
神戸大学医学部医学科
卒業
1980年
神戸大学第一外科
入局(兵庫県内の病院をローテート)
1989年
神戸大学大学院医学研究科
修了(医学博士)
1992年
神戸大学医学部附属病院
第一外科医員
1993年
神戸大学医学部附属病院
救急部助手
1997年
神戸大学医学部
災害・救急医学講師
2000年
神戸大学医学部
災害・救急医学助教授
2003年
兵庫県災害医療センター
副センター長
2012年
兵庫県災害医療センター
センター長
The Great Hanshin-Awaji Earthquake-An experience of emergency care at university hospital in the affected region. Final report of the research project on astudy the health assistance.165-178
阪神・淡路大震での災害医療 日本災害医学会会誌44巻.363-368
2000年鳥取県西部地震における医療機関の被害と対応 日本集団災害医学会誌第6巻第3号p202-206
挫滅症候群-早期診断ならびに治療のポイントとpitfall- 日本外傷学会誌11巻 67-75
市販携帯電話と画像認識ソフトウエアを用いたトリアージシステムの開発 日本集団災害医学会誌第17巻p345-350
東日本大震災における花巻空港SCU本部での情報取り扱いについて 日本集団災害医学会誌第19巻p11-18
複数都道府県にまたがる広域災害時の厚生労働省DMAT事務局本部と各都道府県庁DMAT調整本部間の意思統一に関する問題 日本集団災害医学会誌第17巻p61-65
災害救急医療システムの構築、医療と地方行政(消防、県災害対策本部)との連携 日本集団災害医学会誌第16巻第2号p205-212
DMAT隊員養成研修の改訂と技能維持研修創設に関する検討報告 日本臨床救急医学会雑誌別冊 日臨救急医会誌(JJSEM)第13巻第4号p498-504
DMAT隊員の調整員でのコメディカルを含めた多職種の必要性 日本集団災害医学会誌第13巻p189-193
硫化水素中毒、今日の治療指針2012年版(ポケット版).医学書院.2012
広範囲挫滅損傷(クラッシュ症候群)、今日の救急治療指針.医学書院.2012年
列車事故(鉄道運転事故)、災害医学.南山堂.2009年
広域災害救急医療情報システム(EMIS)プレホスピタルMOOKシリーズ9DMAT.永井書店.2009年
現場情報と傷病者搬送、経験から学ぶ大規模災害医療.永井書店.2007年
【受賞】2014年9月 救急功労者表彰(総務大臣表彰)
【受賞】2000年 神戸市救急栄誉賞
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