医療法人社団DAP 北青山D.CLINIC

病院紹介(スポンサード)

Special Message

再生医療で 「失われた健康」に アプローチ

北青山D.CLINIC 院長

あぼ よしひさ 阿保 義久

開院のきっかけ

Introduction

北青山D.CLINICは、東京大学で医学を学び、東京大学医学部附属病院などで研鑽を積む中で、志を同じくする医師たちを集め2000年に総合クリニックとして開院しました。気軽に相談でき、これまで大学病院や機能病院でしか受けられないと思われていた水準の医療を日常的に受けられる環境を目指して、幅広く診療を提供しています。

中でも昨今は特に、再生医療*に注力しており、2014年の法整備を機に導入。2019年からは、失われた細胞を補充する能力を持つ幹細胞を用いた治療を本格的に開始しました。慢性疾患や認知機能低下など、従来の治療では対応が難しい症状にアプローチし、症状改善や生活の質(QOL)の向上を可能にする新たな選択肢を提供しています。また、厚生労働省の「再生医療等安全性確保法」に準拠し、院内に細胞培養センター(CPC)を設置しており、安全で迅速な治療の提供を実現しています。

*再生医療は自由診療で行っており、費用は165万円(税込)です。この費用には、脂肪採取、細胞培養、幹細胞の投与、経過観察など全てのプロセスの費用が含まれています。

再生医療には、感染症や炎症、アレルギー反応のリスクがあります。自分の細胞を用いるため拒絶反応の可能性は低いですが、投与後に期待どおりの効果が得られない場合もあります。また、幹細胞の制御不能な増殖による腫瘍(しゅよう)形成リスクは低いものの、完全には排除されていません。長期的な安全性については不明な点があります。

クリニックの理念

Philosophy

「患者視点を重視した医療の提供」を理念に掲げ、患者さんが安心して治療法を選べる環境づくりに努めています。医師と患者さんの情報格差を埋めるため、正確で分かりやすい情報提供を心がけ、2000年の開院以来、ホームページを通じて情報開示を行い、信頼される医療を目指してきました。治療方針を決定する際には、患者さんと医師が対話を重ねて相互いに納得したうえで進める「コンコーダンス」を重視し、よりよい結果を追求しています。

当院では安全性と妥当性を最優先に、患者さんに新しい希望を届ける治療として再生医療を位置づけています。自由診療であるため、治療費用やメリット・デメリットについても明確に説明し、個々の状況や希望に応じた治療計画の提案を心がけています。再生医療の発展に向けて患者さんの声に耳を傾け、期待に応えられるような医療の提供に努めています。

Target Patients

対象の患者さん

糖尿病の症状がある方
膵臓からインスリンが出にくくなったり、働きが弱まることにより血糖値が高い状態が続く糖尿病に対して、再生医療による改善の効果が期待されます。治療効果を最大限に引き出すためには、生活習慣の改善が必要な場合もあり、患者さん一人ひとりに合わせた適切なサポートを行います。
心不全の症状がある方
心筋のダメージが進行した心不全に対して、再生医療は心機能を維持・改善するための治療の選択肢となります。息切れや生活に支障をきたしている心不全の患者さんに効果が期待できます。細胞を点滴などで患部に届けることで、症状の軽減や生活の質の向上が期待できます。
軽度から中等度の認知機能障害がみられる方
軽度から中等度の認知機能障害がある方に対して、再生医療による症状の安定や改善が期待されています。細胞を脳へ届ける方法は点滴が主体ですが、脊髄(せきずい)液が流れる「髄腔内」に注射するアプローチも行っています。この方法は、腰椎(ようつい)麻酔に近い方法で行います。
Clinic Features

クリニックの特長

外苑前駅徒歩5分、土曜も夕方まで診療のクリニック

北青山D.CLINICは、東京都渋谷区の利便性の高いエリアに位置しています。東京メトロ銀座線「外苑前駅」から徒歩5分、東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」から徒歩7分と、都心部からのアクセスが良好です。急患の方は予約なしでも対応可能ですが、限られた時間で受診を希望される方や遠方からお越しの方、初診の方には事前予約をおすすめしています。スムーズな診療を提供するため、ぜひご予約ください。平日とともに土曜も18時まで診療を行っています(2024年11月時点)。

クリニック内に細胞培養センターあり

再生医療を速やかかつ効果的に提供するため、クリニック内に細胞培養センター(CPC)を設置しています。この設備では、患者さんから採取した脂肪組織から幹細胞を分離・培養し、治療に直接使用するまでのプロセスを一貫して行います。手術室で採取した幹細胞を即座にCPCで分離・培養することで、細胞の劣化を防いで生存率を高め、治療効果を維持したまま患者さんに提供することが可能です。細胞の長期保管ができる冷凍保管設備も備えています。

専門医の連携による多様な治療選択肢

各専門医の臨床連携体制を活用し、全15の適応疾患において提供計画が受理されている実績があります。点滴や注射だけでなく、動脈カテーテル投与や髄腔内投与にも対応するなど、多様な選択肢を提案し、患者様一人ひとりに最適な治療を提供します。

Particular Areas

特に専門的な分野

糖尿病

糖尿病に対する再生医療では、膵臓のインスリンの分泌を促したり、インスリンに結合して細胞に信号を伝えるインスリン受容体の反応性を改善したりする効果が期待されます。生活習慣を整えたうえで治療に臨むことが重要です。

心不全

息切れがあるなど、生活に支障をきたしている方にとって、再生医療が1つの選択肢になります。

認知症

認知症の方への再生医療では、点滴のほかに脊髄液が流れる「髄腔内」に注射することで細胞を脳に届ける方法があります。

Results

実績

北青山D.CLINICでは、慢性疼痛、動脈硬化、認知機能障害をはじめとした全15疾患において、年間200件以上(2019年4月~2024年10月の平均実績)の再生医療を患者さんに行っています。たとえば、ある80歳代の認知機能障害の女性は、診療内容をまったく覚えられなかった状態から意識が明瞭になり、現在も日常生活を元気に送られています。ただし、ALSやパーキンソン病など進行性の病気については今のところ再生医療での目立った効果が期待できないため、患者さんには治療の可能性と限界を十分説明することを重視しています。

Medical Equipment

医療設備

  • 細胞培養センター(CPC)

  • レントゲン検査装置

  • 動脈カテーテルを用いた細胞投与設備

  • 手術室

  • Cアーム(透視装置)

Point

おすすめポイント

  • POINT 01
    十分な説明を行ってから治療をスタート
    カウンセリングで十分な説明を行ってから再生医療の提供を行います。幹細胞を採取する際は、体への負担を最小限に抑えるため、始めに局所麻酔を使用して腹部などからの採取を実施します。その後、院内の細胞培養センター(CPC)で幹細胞を培養します。培養が完了した細胞は、点滴や注射、動脈カテーテル投与、髄腔内投与など、患者さんの症状や目的に応じた方法で投与されます。
  • POINT 02
    再生医療について審議する機関あり
    再生医療に取り組むにあたり「北青山Dクリニック特定認定再生医療等委員会」を立ち上げました。この委員会では、各治療を専門とする医師や医療従事者が治療の妥当性や安全性を多角的に確認し、患者さん一人ひとりに合った再生医療を検討しています。
  • POINT 03
    再生医療はさまざまな症例に対応可能
    再生医療は加齢に伴う肉体機能の衰えやスポーツ外傷などによって骨や関節、筋肉、神経などに障害が出てしまったケース、動脈硬化症(心筋梗塞、脳卒中)や慢性疼痛を含む加齢による機能障害に対してアプローチが可能です。これらの健康課題がある方はお気軽にカウンセリングでご相談ください。
Clinic Detail

クリニック詳細

診療・受付情報

診療時間

09:30-18:00
  • 9:30~18:00  予約制  臨時休診あり

アクセス・その他の病院情報

ネット予約 予約する
公式サイト https://www.dsurgery.com/
連絡先

TEL 03-5411-3555

住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目7-10 ARK WISE BLDG. GoogleMapで見る
アクセス 東京メトロ銀座線 外苑前 3番出口 徒歩5分
東京メトロ半蔵門線 表参道 A2出口 徒歩7分