けやき内科は呼吸器・アレルギーの領域を中心に、地域の方々が安心して通い続けられることを目指した診療を行うクリニックです。「けやき内科」という名前は、名古屋市名東区の木である“欅(けやき)”にも由来していますが、「地域に根付く医療の実現」という思いを込めています。その思いを聞いてくださった地域の方に寄贈していただいた大きな欅の木は、クリニックの軒先で今も成長を続け、地域と共に歩んでいく当クリニックの象徴のような存在になっています。
診療では、症状だけでなく検査所見も組み合わせて病状を丁寧に評価し、見落としの少ない診断と長期的な健康管理に努めています。また、患者さんとの信頼関係を大切にし、生活習慣病の管理も含めて総合的にサポートします。
さらに、通院が難しくなった方には訪問診療も行っており、ご自宅で酸素を吸入できる在宅酸素療法にも対応しています。加えて、自ら立ち上げた住宅型有料老人ホームでも受け入れを行っています。外来から在宅、施設まで切れ目のない医療を通じて、地域に根付いた医療をお届けしていきます。
呼吸器・アレルギー疾患を総合的に診療
院長は日本喘息学会認定の喘息専門医(以下、喘息専門医)、日本呼吸器学会認定の呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定のアレルギー専門医などの専門医資格を複数取得しています。喘息・COPDといった呼吸器疾患から、花粉症やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患まで、幅広く診療が可能です。呼吸器とアレルギーの症状を関連づけて診ることで、見落としを減らせるよう尽力しています。
充実した検査体制で精密な診断
院内には臨床検査技師が2名・診療放射線技師1名が常駐していますので(2025年9月時点)、胸部X線や肺機能検査、必要に応じてCT検査を行える体制が整っています。さらに、FeNO検査などの専門的な検査機器も備えており、症状だけでなく検査結果も合わせて病状を丁寧に評価しています(日によっては検査を実施できない場合もあります)。
訪問診療や高齢者の生活介護にも対応
通院が難しい方には訪問診療を行い、在宅酸素療法や人工呼吸器の導入・管理にも対応。また、理学療法士やヘルパーによる個別対応で、生活介護から機能訓練まで総合的にケアする住宅型有料老人ホームの運営にも取り組んでいます。医療と生活の両面から支え、長期の通院・療養をサポートします。
喘息は慢性疾患で、症状が落ち着いても気管支に炎症が残っています。FeNO検査や肺機能検査などで炎症・呼吸抵抗などを多角的に評価しながら、減薬や服用中止の可能性を探ります。
喫煙の影響で徐々に悪化する病気で、潜在患者が多いとされています。「たばこを吸っていれば咳・痰(たん)は当たり前」と放置されやすく、受診時には進行していることも。呼吸機能を評価して早期診断・早期介入を行い、増悪予防と併存疾患(高血圧・動脈硬化など)の管理を含めて治療します。
持続する咳・痰で気付かれることが多く、非結核性抗酸菌症(NTM症)の合併にも注意が必要です。画像検査で原因を特定し、気道のクリーニングなどを中心に、病状に応じて連携医療機関とも協力して治療方針を決めます。
風邪後の長引く発熱や咳では肺炎が隠れていることがあります。胸部X線検査によって見逃しが起きないように努め、重症度・基礎疾患・年齢を踏まえて適切な薬の選択やフォローを実施しています。
薬物療法は飛散開始前からの予防投与が有効です。反応する花粉を把握し、時期に合わせた先手の治療を行います。舌下免疫療法は治癒に近づく選択肢ですが長期継続が前提で、喘息合併例では悪化リスクに配慮して適応を慎重に判断します。
CPAP(鼻に装着したマスクから空気を送り込み、気道を広げる治療法)のデータをネットで見守り、続けやすいように必要な調整と説明を行います。いびきや日中の眠気の改善だけでなく、高血圧・不整脈・糖尿病などの合併症予防まで視野に入れ、生活習慣病の管理とも連動して包括的に支援します。
| 公式サイト | https://keyaki-clinic.net/ |
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| 連絡先 |
TEL 052-774-2002 |
住所 |
〒465-0008 愛知県名古屋市名東区猪子石原1丁目2002
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| アクセス | 名古屋市営地下鉄東山線 一社 市バス(幹一社1) 「猪子石原」下車 徒歩1分 バス |
※本記事は 2025年10月 時点のものです。