医療法人社団なかた会 なかた内科循環器科クリニック

偶然にも名字が同じ「中田」というご縁から、前院長の跡を継ぐ形でこのクリニックを引き継ぎました。患者さんやスタッフの皆さんに「あれ、中田先生、若返った？」なんて冗談を言われながらも、地域に根づいた存在として温かく迎えていただいています。

私が大切にしているのは、「患者さん一人ひとりの生活に寄り添う診療」です。病気を治すことだけが目的ではなく、「その人らしく日々を過ごす」ための手助けができたらという気持ちで、外来でも訪問診療でも、時間をかけて向き合っています。外来ではなるべく丁寧に、訪問診療ではご自宅の様子や日常の動作も踏まえて、無理のない形で続けられる医療を一緒に考えていきたいと思っています。

診療は、私一人で完結するものではありません。併設の訪問看護ステーション「ひだまり」との連携をはじめ、地域のケアマネージャーや看護師たちと連携しながら、多職種で支えるチーム医療を実践しています。患者さんのご家族とも話し合いながら、必要なサポートを届けていく。そんな「顔の見える関係」を、これからもこの江戸川のまちで大切にしていきたいと思っています。