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インフルエンザの予防接種ー効果・スケジュール・副反応について
インフルエンザは、日本では主に冬場に流行する急性感染症です。インフルエンザに感染し、学校や仕事を休まなければいけない経験をした方も少なくないのではないでしょうか。渋谷に位置するマイメディカルクリ...
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インフルエンザの予防接種ー効果・スケジュール・副反応について

公開日 2017 年 08 月 29 日 | 更新日 2018 年 02 月 20 日

インフルエンザの予防接種ー効果・スケジュール・副反応について
笹倉 渉 先生

マイメディカルクリニック 院長

笹倉 渉 先生

目次

インフルエンザは、日本では主に冬場に流行する急性感染症です。インフルエンザに感染し、学校や仕事を休まなければいけない経験をした方も少なくないのではないでしょうか。

渋谷に位置するマイメディカルクリニックは、インフルエンザの予防接種の高い実績を有するクリニックです。

今回は、マイメディカルクリニックの院長でいらっしゃる笹倉 渉先生にインフルエンザの予防接種の効果や副反応から受けるべきタイミングまでお話しいただきました。

インフルエンザの予防接種の効果

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスにより引き起こされる急性感染症の一つです。インフルエンザウイルスが口や鼻などから体内に入ると、細胞に侵入し増殖していきます。ウイルスが増殖すると、数日の潜伏期間を経て発症し、発熱やのどの痛みなどの症状が現れるようになります。

咳をする患者さん

抗体の効果は2〜3か月:重症化を防ぐ効果がある

インフルエンザワクチンは、感染を完全に抑える働きはありません。インフルエンザワクチンは、全体の90%程度しか防ぐことができないといわれており、残りの約10%はどうしても感染する可能性が残ってしまうのです。

しかし、ワクチンを接種していれば感染したとしても軽症で済むことがわかっています。たとえば、肺炎や脳症などの重篤な合併症を防ぐことができるのです。

このように、インフルエンザワクチンの効果は、感染を完全に防ぐというよりも重症化を防ぐことであるということができます。

また、インフルエンザワクチンは、接種すれば一生効果が続くようなものではなく、その抗体の効果は2〜3か月程度であると考えられています。

インフルエンザ予防接種のスケジュール

日本では、インフルエンザは例年12月~3月頃に流行し、1月~2月に流行のピークを迎えることがほとんどです。

ワクチンは、接種してもすぐに抗体ができることはなく、徐々に完成していき、概ね2週間程度で抗体が完成するといわれています。そのため、毎年12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられています。

しかし、近年は外国の方が増えていることもあり、インフルエンザワクチンが流行する時期も多岐にわたるとともに、感染リスクも増加しています。たとえば、私たちのクリニックが位置する渋谷には、東南アジアの企業も多く外国の方もたくさんいらっしゃいます。心配な方は冬場だけではなく、夏場にも1回接種するなど、年に2回ほど予防接種を受けてもいいのではないでしょうか。

インフルエンザ予防接種の副反応とは

ワクチンを接種した際に現れる反応のことを副反応と呼びます。インフルエンザワクチンの接種で多くみられる副反応は、主に接種した局所の赤みや腫れ、痛み等です。これらの副反応は接種した日から2〜3日ほどでなくなることが多く、接種した方の10〜20%ほどに生じるといわれています。

注射を受ける患者

また、局所反応よりはまれですが、全身性の反応が生じる方もいます。たとえば、発熱や頭痛、寒気や倦怠感などが挙げられます。

また、非常にまれな例としては、ショック症状やアナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み、かゆみ、呼吸困難等)と呼ばれる反応が現れる方もいます。このショックやアナフィラキシー様症状は接種直後に発生することが多いため、接種後30分程度は接種を受けた医療機関内で安静にすることが望ましいでしょう。

さらに、ADEM(アデム)と呼ばれる変性疾患やギランバレー症候群に罹患する可能性もゼロではないことがわかっています。

渋谷の企業を巡回し、インフルエンザワクチンの接種を行う

当クリニックは、周辺の会社を巡回しインフルエンザの予防接種を打つ活動をしています。とにかく迅速な接種をしているため、一度にかなりの人数を接種することが可能です。たとえば、2016年度は約2万名の方に実施しました。

この場合、出張と予防接種の日程が重なってしまうなど、仕事の都合で予防接種を受けることができない方が発生することがあります。その場合でも、当院は夜の9時まで受けつけているので、来院してくだされば、巡回時と同様の価格で接種するようにしています。

すでにインフルエンザに感染している方には同時に治療も

インフルエンザの予防接種とともに治療も可能

薬

また、私たちマイメディカルクリニックでは、予防接種と同時にインフルエンザの治療をすることも可能です。たとえば、周囲でインフルエンザに既にかかられた方がいるとします。この場合、予防接種を受けたとしても、抗体が作られるよりも前にインフルエンザに感染してしまう可能性が高いでしょう。

このようなケースでは、治療薬を予防投与することが可能です。インフルエンザの予防投与は保険では認められていないために自由診療になりますが、すでに感染している可能性が高い場合には治療を同時に受けることができるのです。

このように、ワクチンの接種はもちろんですが、すでにインフルエンザウイルスと濃厚接触をしてしまっている場合には、治療薬を同時に処方することが可能です。

インフルエンザが流行する前に予防接種を

笹倉 渉先生

インフルエンザは、日本では広く知られた感染ウイルスです。ウイルスに感染し発症した場合、重篤な状態になる方もなかにはいらっしゃいます。そのような重症化を防ぐために、インフルエンザの予防接種を受けておくことをお勧めします。

特に、仕事などのために休むことが難しい状況の方にとっては、流行時期を迎える前にワクチンを接種しておくことが望ましいでしょう。

マイメディカルクリニックHPはこちらへ

 

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この記事の目次

  • インフルエンザの予防とワクチン

  • インフルエンザの予防とマスク、手洗い、うがい

  • タミフル®の予防投与について

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この記事の目次

  • Q. インフルエンザワクチンには何が入っている?

  • Q.インフルエンザワクチンを打つ時期はいつがいい?

  • Q. インフルエンザワクチンの費用は?

予防接種  (笹倉 渉先生)の連載記事

手術中の全身管理を一手に引き受ける麻酔科医として救急の第一線で経験を積んだ後、2016年9月に東京都渋谷区にマイメディカルクリニックを開設。「安全性・利便性・信頼性」の高い医療を提供することをモットーに、日々たくさんの患者さんの診療にあたっている。

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