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ウイルス性肝炎

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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原因

ウイルス性肝炎は、A型、B型、C型、D型、E型、非A〜E型、その他(サイトメガロウイルスやEBウイルスなど)、といったウイルスを原因として発症する、肝臓に生じる炎症性疾患です。この中でもいわゆる「ウイルス性肝炎」として認識されることが多いのは、A型、B型、C型、D型、E型の各種肝炎ウイルスです。

A型肝炎ウイルス・E型肝炎ウイルス

発症様式と肝炎の臨床経過を考えると、A型肝炎ウイルスとE型肝炎ウイルスは共通している点が多いです。両ウイルスともに、糞口感染で感染が成立し、急性肝炎として発症します。糞口感染とは肝炎ウイルスに汚染された食べ物や水・氷を口から摂取することで感染が成立することです。さらに、A型肝炎であれば魚介類(カキ)、E型肝炎であればイノシシなどが特徴的な感染経路として知られています。

B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルス・D型肝炎ウイルス

B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルスは血液や体液などで感染し、慢性化しやすいという共通した特徴があります。血液製剤を介した感染経路は、以前に問題となったことがありますが、原因となるウイルスが同定されて以降、徐々にこうした感染経路は少なくなってきています。

しかし、これらのウイルスは体液中にも分泌されることが知られており、性感染症としての感染成立が増加してきていることが問題視されるようになってきています。
また、D型肝炎ウイルスは血液を介して感染することが主になりますが、B型肝炎ウイルスと同時感染することが知られています。この場合は急性肝炎の症状が重篤化するリスクが高まります。

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