そうぼうべんへいさふぜんしょう

僧帽弁閉鎖不全症

最終更新日:
2020年12月02日
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2020/12/02
更新しました
2017/04/25
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検査・診断

治療方針を決定するためには胸の音を聴く聴診、採血などの一般的な検査だけでなく、さまざまな画像検査を行います。

経胸壁心エコー

経胸壁心エコーは、最初に行われる検査のうち、もっとも大切な検査です。超音波を使って、弁の逆流の原因を調べ、心機能を含めて定量的に評価します。胸に小さい装置をあてて、胸郭の中にある心臓を画像化し計測します。

経食道心エコー検査

経食道心エコー検査では、胃カメラのような機械を口から入れて、食道から心臓を観察します。この方法により、明瞭な画像による詳細な診断が可能となります。経食道心エコー検査は、経胸壁心エコー検査では十分に心臓を観察できない場合や、よりよい治療方法を選択するために行われます。

僧帽弁閉鎖不全症に合併する心房細動に伴い、左心房内に血栓(けっせん)が形成されることもあります。心エコー検査では血栓の状況についても評価することが可能です。

その他の検査

心電図検査で心房細動を合併していないかどうかを評価します。

血液検査では全身臓器の状況に加えて、心不全の程度(BNPなど)も評価します。

そのほか、心臓カテーテル検査を行い、僧帽弁閉鎖不全症の原因として冠動脈狭窄(かんどうみゃくきょうさく)がないかどうかを評価したり、逆流の程度を評価することもあります。

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