しかん

子癇

最終更新日:
2023年11月06日
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2023/11/06
更新しました
2017/04/25
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治療

子癇のけいれんを起こした場合、まずは救急処置を行い、次にけいれんの再発を抑える治療や血圧を下げる治療が行われます。このほか、母体や胎児の状態によっては、胎児の成長や妊娠週数などを鑑み、早期の分娩が考慮されることもあります。

救急処置

子癇のけいれん発作を起こした場合、まずは救急処置として呼吸がしやすいよう気道を確保し、酸素投与や点滴などが行われます。同時に、母体の血圧や血液中の酸素濃度などのバイタルサイン測定や胎児の心拍数などを確認します。

けいれんに対する治療

子癇のけいれんに対しては、硫酸マグネシウム(MgSO4)という薬の点滴投与が行われます。このほか、症状に応じてほかの抗けいれん薬を併用することもあります。

血圧を下げる治療

血圧が180/120mmHg以上であるなど通常よりかなり高い場合には、脳だけでなく心臓や腎臓まで障害を受ける可能性があるため、緊急で血圧を下げるための治療が行われます。

この場合、ヒドララジンやニカルジピンという血圧降下薬を用いて、点滴で投与します。

早期の分娩

子癇によってけいれんを起こした場合は、胎児に影響が及ぶ可能性が高いとされています。そのため、母体の症状が安定した後に胎児の状態を確認し、早期の分娩を行うことがあります。

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