しかん

子癇

最終更新日:
2023年11月06日
Icon close
2023/11/06
更新しました
2017/04/25
掲載しました。
この病気の情報を受け取るこの病気は登録中です

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

医師の方へ

症状

子癇では、妊娠高血圧症候群によって脳の血管が障害され、妊娠中や分娩中、産褥期のいずれかの時期にけいれん発作を生じます。その大半は、けいれん発作が生じる1週間ほど前に突然視界に光の波が現れ、その部位が暗くなって見えなくなる視覚障害閃輝暗点(せんきあんてん))や頭痛を起こします。

重症の場合には、脳の血管が詰まる“脳梗塞(のうこうそく)”や脳の血管が破れる“脳出血”などを合併し、後遺症が残ったり致命的になったりすることもあります。このほか、けいれん発作の後は胎児の状態が悪くなる“胎児機能不全”をきたすことがあるため、胎児の状態の評価が必要です。

胎児の脈拍数が一時的に少なくなることもありますが、回復しない場合には本来分娩後に子宮から剥がれる胎盤が早期に剥がれてしまう“常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)”を合併していることも考えられます。

医師の方へ

医師向けの専門的な情報をMedical Note Expertでより詳しく調べることができます。

この病気を検索する

「子癇」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

関連の医療相談が10件あります

※医療相談は、月額432円(消費税込)で提供しております。有料会員登録で月に何度でも相談可能です。

実績のある医師をチェック

子癇

Icon unfold more