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三重県立総合医療センター(三重県四日市市日永5450-132 : 「泊」駅)
三重県立総合医療センター(三重県四日市市日永5450-132 : 四日市あすなろう鉄道内部線「泊」駅 徒歩15分))の病院ページ。内科などの診察を行っています。
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三重県立総合医療センター

  • 災害拠点病院
  • 救命救急センター

三重県四日市市日永5450-132

四日市あすなろう鉄道内部線「泊」駅 徒歩15分

http://www.mie-gmc.jp/

059-345-2321

  • 三重県立総合医療センター 写真
  • 三重県立総合医療センター 写真
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三重県北勢地区の高度医療を支える三重県立総合医療センター

三重県北勢地区の高度医療を支える三重県立総合医療センター

三重県四日市市にある地方独立行政法人 三重県立総合医療センターは、地域に高度な医療を提供する高度急性期病院です。先進医療の提供に加え、基幹災害拠点病院、エイズ治療拠点病院としての公的な役割を担い、地域に急性期医療を提供しています。同院の取り組みについて、院長である高瀬 幸次郎先生にお話を伺いました。

地域に先進医療を提供する三重県立総合医療センター

当院は病床数443床を有し、7対1看護体制のもと、高度先進医療を地域に提供しています。また、三重県の基幹災害拠点病院として災害時に医療派遣を行ってきたことに加え、エイズ治療拠点病院としての指定を受ける当院は、エイズをはじめとした感染症の診療にも力をいれています。

当医療センターの前身は、旧海軍の燃料廠附属病院を継承し、1948年に発足した三重県立医学専門学校・三重県立医科大学附属塩浜病院です。1960年代、全国に知られた四日市ぜんそくが発生した際には、公害被害者を積極的に受け入れた実績があります。

1973年には、三重県立大学医学部が国へと移管され、三重大学医学部となりました。それにともな伴い、同院は「県立総合塩浜病院」へと改称、1994年には「三重県立総合医療センター」へと改称し、四日市市南部の日永地区に移転しました。2012年には地方独立行政法人へと運営形態が変わり、高度急性期医療を実践する病院として地域の方々の健康を守り続けています。

救急・災害時医療の提供

当院は、24時間365日体制で二次救急及び三次救急患者の受け入れを行う、救急救命センターを構えています。四日市市や桑名市、いなべ市、鈴鹿市などの三重県北勢地域のみならず、津市や伊賀市、名張市といった近隣地域からも救急患者を受け入れています。また、県内の新名神高速道路や名阪国道などで発生した交通事故による負傷者の受け入れも行っています。

断らない救急医療に心がけ、これまで受入要請のあった患者の95%以上を受け入れています。また、屋上にヘリポートを有する当院は、災害や山岳事故などによる負傷者を搬送するドクターヘリ等などの受け入れも行っています。

さらに、三重県で唯一の基幹災害拠点病院に指定される当院は、災害時医療にも力を入れています。災害時医療派遣チーム(DMAT)を組織しており、地震や火災、事故などの災害発生時にはいつでも現地へ医療派遣が行える体制を整えています。たと例えば、近隣のコンビナートで爆発事故が起こった際にも、当院のDMATが出動し現場で医療支援を行いました。

当院では、災害時、周辺住民に飲料水を確保できる量の地下水が確保可能であり、災害時には地下水を利用していただくため、近隣自治会とのあいだ間で災害時給水協定を結んでいます。災害時に活躍する医療機関としてこれからも地域に貢献してまいります。

   災害時医療の訓練風景

特色ある治療で地域に貢献する三重県立総合医療センター

当院は救急・災害時医療に加え、がん治療などの高度先進医療や感染症医療、周産期医療などの提供にも努めています。先進医療の分野では、いち早く腹腔鏡手術や内視鏡手術を行える設備を導入することで地域により新しい医療を提供してきました。また、感染症の分野では、エイズをはじめとした感染症の診療において高い実績を誇っています。

高度先進医療

2013年に開設した内視鏡センターでは、最新の内視鏡設備をいち早く導入し、患者さんの身体的負担の少ない内視鏡手術の提供を行ってきました。また、解像度が高く患者さんの被ばく量も少ない320列CT、高性能3テスラMRIを導入し、高度な先進医療をいち早く地域に提供しようと努力しています。

感染症医療

エイズ治療拠点病院である当院は、エイズをはじめとした感染症の診療にも力をいれてきました。院内にHIV診療委員会を設置し、専門のスタッフが一丸となりチーム医療を提供しています。また、かつて重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した際には、いち早く感染者の受け入れ態勢を整えるなど、一般医療機関では対応が困難な感染症診療を行える体制を整えています。

周産期母子センター

新生児集中治療室(NICU)及び新生児の回復期治療室(GCU)、母体・胎児集中治療室(MFICU)を備える当院の周産期母子センターでは、産婦人科担当医と小児科担当医が密に連携し、周産期医療を提供しています。当院が開設するまで、三重県の北勢地区にはNICUが不足していました。2013年にNICU・GCU・MFICUといった周産期医療を実践する設備の充実を図り、ハイリスク妊娠及びハイリスク出産、先天性異常のある新生児への医療提供など地域に不足していた機能の強化を図りはかりました。

呼吸器センター

公害発生時に、四日市ぜんそくに悩む多くの患者さんを受け入れた実績を持つ当院は、現在もその知識と経験をいかし、質の高い呼吸器医療を提供しております。院内に「北勢呼吸器センター」を開設し、肺がんや気管支喘息、肺炎などあらゆる呼吸器疾患の治療にあたっています。また近年では、気管支の収縮を抑制し、喘息の症状を改善させる気管支サーモプラスティーなどの新しい治療方法を導入し、良好な成績を挙げています。

三重県立総合医療センターが取り組む医療従事者の育成

医師の育成

三重大学医学部出身者をはじめ他大学からも多くの研修医を受け入れる当院は、医師の育成に力をいれており、未だ解決されていない県内の医師不足に対して大いに貢献しています。

研修医のみなさんには、さまざまな経験を通して優秀な医師となってくれることを願っています。当院での研修期間を終えた後は当院に留まるだけではなく、大学に戻ったり、ときには海外留学をしたりするなどして、知識と経験を積んでいってほしいと思っています。また当院より巣立った医師が、再び戻ってきたいと思ってくれる医療機関でありたいと考えています。

看護師の教育

当院では、一年間の充実したプログラムを実施することで看護師を育成しています。そのため、看護師の確保が可能となり7対1看護体制を維持しています。また、当院では看護のスペシャリストとしてキャリアアップしてもらうために、認定看護師など等の資格取得に向けた支援を積極的に行っています。

これらの取り組みにより多くの専門看護師や認定看護師が誕生し、看護師のモチベーションアップにつながっていると感じています。現に、以前と比べて看護師の離職率が低下しました。当院は、看護師のスキルアップが可能となる取り組みを今後も続けていきます。

地域医療連携の強化で質の高い医療提供をめざす

地域連携課(かけはし)

高度急性期医療を提供する当院は、重症度の高い患者さんを積極的に受け入れてきました。通常、患者さんの重症度が高いほど、入院期間は長くなります。しかし、当院では、比較的短い在院日数(平均在院日数12~13日)で医療提供ができています(2017年12月現在)。

当院が在院日数を短くできている理由は、当院の地域連携課がしっかりと機能しているためです。地域連携課に所属するソーシャルワーカーが患者さんの状態を正確に把握し、回復期に入った患者さんに適切な病院を紹介することで短い在院日数を実現させてきました。その結果として、当院が実践する高度な医療を、より多くの患者さんに提供することができるのです。

私は着任してすぐ、当院の地域連携課をみんなの目に触れる玄関ホールに移動させました。窓口の開設時間も午後6時までに延長し、患者さんやご家族が気軽に相談できる体制を整えました。現在、地域連携課は、当院へ患者さんをご紹介してくれる開業医の先生方や、当院が紹介する医療機関と患者さんをつなぐ重要な役割を果たしています。

ひまわりカンファレンス

四日市市では、市内にある3つの総合病院が合同で行うカンファレンスによって地域医療連携の強化を図っています。「ひまわりカンファレンス」と称し、当院と「市立四日市病院」、「四日市羽津医療センター」の3医療機関の院長や副院長、看護部長、事務長などが集まり、年に3,4回ほど地域の医療について議論するため、意見交換を行っています。

また、それとは別に四日市医師会の先生方と前述の33病院のスタッフ300〜400名ほどが集まり、意見交換会を開催しています。この意見交換会は年に一度、前述の33病院が持ち回りで開催しており、地域の医師と病院スタッフの貴重な意見交換の場となっています。

オープンシステム

当院では、地域の開業医の先生から紹介していただき入院された患者さんを、紹介元の開業医の先生自らが診察に訪れていただくオープンシステムを導入しています。当院での入院期間中、かかりつけ医の診療がうけられることから、入院患者さんから好評をいただいています。

高瀬幸次郎院長から地域のみなさまへのメッセージ

当院は、県内で三重大学附属病院に次ぐ高度急性期病院です。「よい施設で・よい人材で・よい心で」を信条に、日々医療の提供を行ってきました。医療は、優しい心で提供しなければなりません。私は、「この病院が患者さんにとって、優しい病院であるか」ということを常に考えながら診療にあたってきました。

患者さんよりいただいたアンケートは、すべて私が目を通し、病院の設備や提供する医療の改善に反映させています。お気づきのことがあれば、何でもお申し付けください。当院をよりよい病院にしていくために、地域のみなさまにご指導いただきたいと考えております。