検査・診断
過眠症を疑う症状がある場合、問診では症状を自覚した時期や睡眠の状況、服用している治療薬などについて細かく確認します。睡眠不足やストレス、精神疾患などによっても過眠症に似た症状が現れるため、見分けられるようにさまざまな質問が行われます。睡眠に関する記録が分かるように、2~4週間程度の“睡眠日誌”をつける必要がある場合もあります。
そのほか確定診断には、睡眠ポリグラフ検査(PSG)や反復睡眠潜時検査などが用いられます。
PSG
寝ている間の脳波や眼球運動、心電図、筋電図、呼吸曲線、いびき、動脈血酸素飽和度などを一晩中測定する検査です。検査には入院が必要となります。
反復睡眠潜時検査
日中に2時間ごとに4~5回、ベッドに横になり眠るまでの様子を記録します。1回の睡眠は20~30分程度です。日中の眠気や入眠の状態を評価します。
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