独立行政法人 国立病院機構 九州医療センター 脳血管センター 部長、脳血管・神経内科 科長、臨床研究推進部長兼任

日本内科学会 総合内科専門医・指導医 日本脳卒中学会 脳卒中専門医・脳卒中指導医・代議員 日本脳神経超音波学会 評議員・認定脳神経超音波検査士 日本救急医学会 救急科専門医 日本集中治療医学会 集中治療専門医 福岡救急医学会 評議員

杉森 宏 すぎもり ひろし 先生

公開日
2024/05/24

基本情報

診療科・主な得意領域

  • 内科
  • 救急科
  • 脳血管・神経内科
  • 脳血管障害を中心に診療していますが、神経学的救急疾患(てんかん、脳炎など)も対応しています。診断は内科が主体で行いますが、治療については脳神経外科、脳血管内治療科との連携で適切な治療を選択して行います。看護やリハビリテーションスタッフも合わせてチームで対応しています。
  • 【疾患名】脳梗塞
  • 【治療法】血栓溶解療法、血栓回収療法(脳血管内治療科)、抗血栓療法、神経保護薬、全身管理
  • 発症から数時間の脳卒中特に脳梗塞は時間が勝負です。数時間のうちに病態を把握して必要な治療を提供します。入院後の細かい観察や管理が予後を左右しますので全身管理も欠かせません。
  • 【疾患名】脳血管狭窄(症候性、無症候性とも)
  • 【治療法】抗血栓療法、ステント留置術(脳血管内治療科)、内膜剥離術(脳神経外科)、頭蓋内外バイパス術
  • 画像だけ撮って適応を決めるのではなく、患者さんの病態、そして全身状態を把握したうえで必要な治療を提案します。他院で手術をすすめられて不安を感じられた方もまずは一度ご相談ください。
  • 【疾患名】脳出血、くも膜下出血
  • 【治療法】降圧、全身管理、血腫除去術、動脈瘤コイル塞栓術、クリッピング術
  • 外科的治療が必要な場合には脳神経外科、コイル塞栓術が必要な場合などには脳血管内治療科が、いずれも必要ない場合には脳血管神経内科が、というように治療に合わせて担当科がわかれることであらゆる治療を用意し提供しています。

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資格・学会・役職

日本内科学会 総合内科専門医・指導医
日本脳卒中学会 脳卒中専門医・脳卒中指導医・代議員
日本脳神経超音波学会 評議員・認定脳神経超音波検査士
日本救急医学会 救急科専門医
日本集中治療医学会 集中治療専門医
福岡救急医学会 評議員
  • 独立行政法人 国立病院機構 九州医療センター 脳血管センター 部長、脳血管・神経内科 科長、臨床研究推進部長兼任

所属病院

九州医療センター

  • 内科 アレルギー科 血液内科 リウマチ科 外科 神経内科 脳神経外科 呼吸器外科 気管食道科 消化器外科 腎臓内科 心臓血管外科 小児科 小児外科 整形外科 形成外科 皮膚科 泌尿器科 産科 婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線科 歯科 歯科口腔外科 麻酔科 乳腺外科 呼吸器内科 循環器内科 腫瘍内科 感染症内科 消化器内科 内分泌内科 代謝内科 膠原病内科 肝胆膵外科 血管外科 頭頸部外科 精神神経科 総合診療科 病理診断科
  • 福岡県福岡市中央区地行浜1丁目8-1
  • 福岡市営地下鉄空港線 唐人町 3番出口  バス利用の場合:6番出口 唐人町 西新方向バス 州医療センター前下車 徒歩16分
  • 092-852-0700
公式ウェブサイト
九州医療センター

来歴等

略歴

1989年 九州大学医学部医学科 卒業
1992年 九州大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程 入学
1996年 同上 修了
1989年 九州大学医学部附属病院 医員(研修医)(第二内科)
1996年 雪の聖母会 聖マリア病院 脳血管内科 副部長
1998年 米国マサチューセッツ総合病院 神経内科  訪問研究員
2004年 独立行政法人国立病院機構福岡東医療センター リハビリ科 医長
2005年 九州大学病院 救急・集中治療部 助手
2010年 九州大学病院 救命救急センター 准教授
2011年 九州大学病院 集中治療部長
2014年 佐賀県医療センター好生館 脳卒中センター センター長
2021年 NHO九州医療センター 脳血管センター 部長、脳血管・神経内科 科長
2023年 NHO九州医療センター 臨床研究推進部長兼任

論文

  • 1. Cerebral hemodynamics in hypertensive patients compared with normotensive volunteers -A transcranial Doppler study-. Stroke. 25: 1384-1389, 1994.

    Sugimori H, Ibayashi S, Irie K, Ooboshi H, Nagao T, Fujii K, Sadoshima S, Fujishima M

  • 2. Brain infarction developed in hypertensive and normotensive patients during hospitalization -Hemodynamic factors-. Angiology. 46: 473-480, 1995.

    Sugimori H, Ibayashi S, Fujii K, Yao H, Sadoshima S, Fujishima M

  • 3. Can transcranial Doppler really detect reduced cerebral perfusion states? Stroke. 26:2053-2060, 1995.

    Sugimori H, Ibayashi S, Fujii K, Sadoshima S, Kuwabara Y, Fujishima M

  • 4. Intravenous basic fibroblast growth factor (bFGF, FGF-2) produces a persistent reduction in infarct volume following permanent focal ischemia in rats. Neurosci Lett. 300(1): 13-16, 2001.

    Sugimori H, Speller H, Finklestein SP

  • 5. The effect of bFGF treatment on brain progenitor cells following focal permanent ischemia in rats. Stroke. 34: 2722-2728, 2003.

    Wada K, Sugimori H, Bhide P, Finklestein SP

  • 6. Apathy and functional recovery following first-ever stroke. International Journal of Rehabilitation Research 31:321-326, 2008.

    Santa N, Sugimori H (Correspon. author), Kusuda k, Yamashita Y, Ibayashi S, Iida M

  • 7. Early Findings on Brain Computed Tomography and the Prognosis of Post Cardiac Arrest Syndrome: Application of the Score for Stroke Patients. Resuscitation 83:848-854, 2012.

    Sugimori H, Kanna T, Yamashita K, Kuwashiro T, Yoshiura K, Zaitsu A, Hashizume M

  • 8. A Simple predictive formula for the blood requirement in patients with high-energy blunt injuries transferred within one hour post-trauma. Acute Med and Surgery 2(2): 82-91, 2015

    Akasaki Y, Sugimori H (Correspon. author), Momii K, Akahoshi T, Matsuura S, Iwamoto Y, Maehara Y, Hashizume M

  • 9. Safety of antithrombotic therapy for patients with acute ischemic stroke harboring unruptured intracranial aneurysm. International J Stroke 2018  Oct;13(7):734-742. doi: 10.1177/1747493018765263

    Shono Y, Sugimori H, Matsuo R, Fukushima Y, Wakisaka Y, Kuroda J, Ago T, Kamouchi M, Kitazono T; FSR investigators

  • 10. Different hemodynamics of basal ganglia between moyamoya and non-moyamoya diseases using intravoxel incoherent motion imaging and single-photon emission computed tomography. Acta Radiologica2023 Feb;64(2):769-775.

    Yamashita K, Sugimori H, Nakamizo A, Amano T, Kuwashiro T, Watanabe T, Kawamata K, Furuya K, Harada S, Kamei R, Maehara J, Okada Y, Noguchi T

  • 11. 経頭蓋ドプラ超音波検査.最新臨牀脳卒中学(第2版 上)最新の診断と治療. 日本臨牀 80(増刊1):499-503,2022.

    杉森宏

  • 12. 脳血管血栓予防 診断と治療 110(4):487-492、2022.

    杉森宏、桑城貴弘、矢坂正弘

  • 13. 超高齢社会における脳梗塞慢性期治療.臨牀と研究 99(9):1161-1165,2022.

    森興太、矢坂正弘、桑城貴弘、杉森宏、岡田靖

  • 14. 転倒や出血を考慮した抗血栓薬管理 日本老年医学会雑誌 59(3):305-311、2022.

    杉森宏、森興太、矢坂正弘、岡田靖

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