肝臓がん

化学療法を繰り返し行ったステージIVの転移性肝臓がん

最終更新日
2021年05月21日

東京都立多摩総合医療センターで外科部長を務める森田 泰弘(もりた やすひろ)先生に、肝臓がんの症例について伺いました。

化学療法を繰り返し行ったステージIVの転移性肝臓がん

こちらの患者さんは直腸がん発見、すでに肝臓にも多発の転移があり、ステージIVと診断されました。また、40歳代の頃に憩室穿孔(けいしつせんこう)で腸の手術を行ったこともある方でした。ただし、直腸がんの診断時は肝臓以外への転移はなかったため、当院では根治治療を目指して手術を行うことになりました。

計7回の手術の後5年間再発なし

最初の手術では直腸の切除と肝臓の部分切除を行い、術後は化学療法をしながらより多くの肝臓を切除できるように、残せる肝臓の肥大化を行いました。ある程度肝臓が肥大化したところで、2度目の手術として右側の肝臓を切除しました。

その後肺や肝臓、肝門リンパ節に複数回転移が見つかりましたが、その都度部分切除と適宜化学療法を繰り返すことによって、がんを取り除いてきました。最初の手術から10年以上、最後の手術から5年近くが経過しましたが、今のところ再発はなく、お元気にしていらっしゃいます。

東京都立多摩総合医療センター

〒183-8524 東京都府中市武蔵台2丁目8-29 GoogleMapで見る


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