当クリニックは、大腸・肛門(こうもん)領域の専門性を生かし、お腹の痛みや違和感からお尻の病気まで、消化器に特化した診療を行っています。便に血が混ざる症状の背景には、痔(じ)や大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)など、原因の異なるさまざまな病気が潜んでいることがあります。当クリニックでは、そうした病気を適切に診断できるように努め、患者さんの生活の質(QOL)を損なわない治療を心がけています。
また、東京医科大学病院やNTT東日本関東病院、東京山手メディカルセンターなど外部医療機関との協力体制を築くことで、より専門性の高い治療にも対応できる環境を整えています。今後も患者さんの声に耳を傾け、信頼されるクリニックであり続けるために誠実な診療を重ねながら、地域に根ざしたクリニックとして温かい姿勢で皆さんの健康を支えていきます。
痛みに配慮した内視鏡検査
当クリニックでは、日本大腸肛門病学会認定の大腸肛門病専門医・指導医である院長をはじめ、日本消化器内視鏡学会認定の消化器内視鏡専門医・指導医の医師(非常勤)など、複数の医師が内視鏡検査を行っています。炭酸ガス送気などを活用し、できる限り苦痛を抑えた検査ができるよう努めております。
肛門手術に対応した入院設備
痔は通常、薬や生活指導で改善を試みますが、進行した症状には手術が必要になることもあります。当クリニックでは、日帰り手術のほか、短期入院手術も行っています。症状の程度や生活状況に合わせて、負担の少ない治療方法を提案しています。
日本大腸肛門病学会認定施設としての信頼性
当クリニックは日本大腸肛門病学会の認定施設です。この認定は、「大腸肛門病に関する検査件数が年間500件以上あるいは大腸肛門手術数が年間100例以上」など、学会が定める基準を満たした医療機関に与えられるものです。そのため、当クリニックは専門的な診療実績と体制が評価され、一定の水準を備えた施設として認められています。
健康診断などで発見されたポリープについて、内視鏡検査から切除まで一貫して対応しています。日帰りの検査・手術も行っていますが、2cm前後のものや悪性が疑われるものは入院を伴うケースもあります。
感染性胃腸炎の場合、急な腹痛や下痢、発熱などで受診される方が多く、症状や脱水の有無に応じて点滴治療を行っています。原因が感染性か非感染性かを判断したうえで、再発予防を意識した生活指導へとつなげています。
ストレスや生活習慣が関係することがあり、長く症状が続くケースもみられます。当クリニックでは、まず大腸の内視鏡検査を行い、炎症性腸疾患(IBD)やポリープがないか調べます。そのうえで、整腸薬や生活改善、ストレスコントロールなどを組み合わせ、症状の安定化を目指します。患者さん一人ひとりの生活に寄り添った継続的なフォローを大切にしています。
日帰り手術と短期入院手術に対応しており、術後の排便や痛みに不安がある場合は、短期入院を推奨しています。手術が必要かどうかは、出血の頻度や脱出の程度などを踏まえて判断します。痔瘻(じろう)については、炎症の原因となる「原発口」を正確に処置できるよう努めています。
主に若い世代に発症しやすく、長期的な治療が必要になることがある病気です。当クリニックでは、東京山手メディカルセンターの炎症性腸疾患センターと連携し、専門的な知識を持つ医師による外来診療を行っています。栄養療法や内科治療(薬物治療)を中心に、症状に応じて外科治療や内視鏡的治療も検討します。
潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)などの炎症性腸疾患に対応しています。これは大腸や小腸などに慢性的な炎症を起こす病気で、潰瘍性大腸炎は症状が落ち着く「寛解」と悪化する「再燃」を繰り返すことが特徴です。薬物治療を行い、生活の質(QOL)を保てるようにサポートしています。
| ネット予約 | 可 予約する |
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| 公式サイト | https://www.ino8550.jp/ |
| 連絡先 |
TEL 03-5336-8550 |
住所 |
〒168-0081 東京都杉並区宮前4丁目26-6
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※本記事は 2025年12月 時点のものです。