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カンジダ症
性器カンジダ症とは性器感染症の一つで、真菌の一種であるカンジダ属により生じます。女性に多く、5人に1人がカンジダ症に発症するとされています。また20代での発症が多く、年齢とともに感染率が減るとさ...
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口・のど
更新日時: 2017 年 04 月 25 日【更新履歴
更新履歴
2017 年 04 月 25 日
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概要

性器カンジダ症とは性器感染症の一つで、真菌の一種であるカンジダ属により生じます。女性に多く、5人に1人がカンジダ症に発症するとされています。また20代での発症が多く、年齢とともに感染率が減るとされています。腟と外陰双方に感染することが多いため、一般的に「外陰腟カンジダ症」といわれています。男性の場合は症状が出ることは少ないですが、包茎、糖尿病、ステロイド剤投与を受けている方、消耗性疾患を有している方など免疫力が低下している方にみられることがあります。

より詳しい情報は、こちらをご参照ください

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原因

カンジダ菌は、健康な人の皮膚、口の中、消化管などに存在する常在菌です。免疫力や腟の内部にいる常在菌 (デーデルライン乳酸菌)の作用により、通常は腟内で異常に増殖しない状態が保たれています。免疫力が低下する状態や、腟内環境の変化、あるいは腟内の常在菌が少なくなるような状態が生じると、腟内のカンジダ菌が異常増殖し性器カンジダ症を発症します。

免疫力の低下や腟内環境を変化させる要因としては日常生活における風邪や疲労、ストレス等の体調変化、生理の周期に伴うホルモンの変化、妊娠、糖尿病、ステロイド剤や免疫抑制剤の使用などがあげられます。一方で、抗生物質の服用、陰部を頻回に洗いすぎる、刺激の強い石鹸を使用するなどの行為は腟内の常在菌を除去することでバリア機能を破壊する要因となります。性交が原因で感染する場合は全体の5%程度といわれています。

より詳しい情報は、こちらをご参照ください

症状

女性の場合の主な症状としては外陰や腟の掻痒感(そうようかん)(強いかゆみ)と帯下(おりもの)の増加が挙げられます。かゆみは外陰部や腟部に認められ、ひっかいてしまうことで引っかき傷を作ってしまうことがあります。また炎症による外陰部に軽い浮腫(むくみ)、軽度の発赤も認める場合が多いです。カンジダの異常増殖した帯下は酒粕状、粥状、ヨーグルト状などと表現され、腟壁や子宮頸部に白色の塊としてみられます。その他のよくある自覚症状としては、外陰部や腟部にひりひりと焼けつくような痛み、性交痛、排尿障害等が挙げられます。

男性の場合、症状を訴えることは少ないですが、主としては亀頭部や包皮に白いカスを(白色苔)を認めたり、発赤や赤色の湿疹を認たりする場合が多いです。

より詳しい情報は、記事①記事②をご参照ください

検査・診断

女性の場合は腟の白色の帯下を拭って顕微鏡で直接観察、ないしは培養の検査を行うことでカンジダの有無を確認します。男性の場合は亀頭やその周辺を綿棒で擦過し培養して確認します。

より詳しい情報は、こちらをご参照ください

治療

性器カンジダ症の症状が軽いのであれば自浄作用によって自然治癒する場合もありますが、かゆみの症状が強い場合や白色の帯下が大量に出るなどの症状がある場合は専門医による診察を受けて治療を受けることが必要です。

女性に対しては、腟抗真菌薬の腟錠(腟坐剤)、軟膏、クリーム、内服薬などがあります。一般的に外来では腟洗浄後に腟錠(連日あるいは1週間毎)を腟深部に挿入する治療方法がとられます。カンジダ菌は湿気を好むため、通気性の良い下着を使用し、生理中以外のナプキン使用時はマメに交換するなど局部の乾燥を保つことが重要です。また、腟内の常在菌によるバリア保護のため、局所の清潔を保ちつつ、頻回の洗浄や刺激性石鹸の使用を避けるようにします (入浴時は軽く洗い流す程度としてください)。パートナーへの感染予防のため性交渉を避けることも治療する上で重要です。男性に対しては局所を清潔にし、抗真菌剤の軟膏やクリームの塗布を行います。

妊娠中にはカンジダによる羊水感染や産道感染が生じるとカンジダが新生児の口腔粘膜に感染し鵞口創(がこうそう)を引き起こす原因となります。妊娠中に腟内カンジダの検査結果が陽性で症状も認める場合には治療が必要です。

より詳しい情報は、記事①記事②記事③をご参照ください

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